魚とワイン はなたれ The Fish and Oysters 田町店
2025年4月12日串カツ田中 新橋駅前店
2025年4月12日
優雅なひととき コースメニュー
フランス料理 タンモア
【イタリアン・フレンチ】
優雅なひと時を過ごせるフレンチレストラン
ランチ 8000~9999円/ディナー 10000~15000円
¥10,000~¥14,999
店舗基本情報
掲載店名 | フランス料理 タンモア |
| フランス料理 タンモア |
掲載店名かな | ふらんすりょうり たんもあ |
住所 | 東京都港区赤坂8-13-19 インペリアル赤坂壱番館B109 |
| 東京都港区赤坂8-13-19 インペリアル赤坂壱番館 B1F |
最寄駅名 | 乃木坂 |
交通アクセス | 東京メトロ千代田線 乃木坂駅 徒歩6分 /東京メトロ千代田線 赤坂駅 徒歩7分/都営地下鉄大江戸線 六本木駅 徒歩9分 |
交通アクセス | 東京メトロ千代田線 乃木坂駅 徒歩6分
東京メトロ千代田線 赤坂駅 徒歩7分
都営地下鉄大江戸線 六本木駅 徒歩9分 お店の地図を見る
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電話番号 | 03-6447-1996 |
営業時間 | 月、火、木、金、祝日、祝前日: 17:00~21:00土、日: 12:00~15:3017:00~21:00 |
定休日 | 水 |
営業時間 | [月]
18:00 - 19:30
[火]
18:00 - 19:30
[水]
定休日
[木]
18:00 - 19:30
[金]
18:00 - 19:30
[土]
12:00 - 13:00
18:00 - 19:30
[日]
12:00 - 13:00
18:00 - 19:30
お店情報を見る
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検索用ディナー予算 | 10001~15000円 |
平均ディナー予算 | ランチ 8000~9999円/ディナー 10000~15000円 |
料金備考 | 税込表示 |
カード可 | 利用可 |
席・設備
総席数 | 14 |
最大宴会収容人数 | 14 |
掘りごたつ | なし :予めご了承ください。 |
座敷 | なし :予めご了承ください。 |
禁煙席 | 全面禁煙 |
貸切可 | 貸切可 :ご相談ください。 |
最大宴会収容人数 | 14 |
WiFi 有無 | なし |
バリアフリー | なし :予めご了承ください。 |
ソムリエ | |
オープンエア | |
ライブ・ショー | なし |
エンタメ設備 | |
カラオケ | なし |
バンド演奏可 | 不可 |
TV・プロジェクター | なし |
英語メニュー | なし |
ペット可 | 不可 |
お子様連れ | お子様連れ不可 :大人と同じメニューを召し上がる10歳以上のお子様に限らせていただきます。 |
ランチ | なし |
23時以降も営業 | 営業していない |
備考 | ご不明点はご相談ください。 |
駐車場 | なし :近隣の駐車場をご利用ください。 |
飲み放題 | なし :お食事にあわせてお楽しみください。 |
食べ放題 | なし :コースでのご提供となります。 |
コース | あり |
ウェディング・二次会 | 人数やご予算等ご相談ください。 |
写真
口コミ
| 辛口リースリング |
| 4.3 |
| 一度行ってみたかったタンモア。フレンチレストランです。
毎月テーマを決めて、メニュー構成をしているよう。
5月は古代に思いをハセながら、シェフなりに解釈し作り上げたコース。
メニューだけ見ると、アミューズが「お粥とパン」。どんな料理?
食べてみると麦など、昔から使われてきた食材が入っていて、プチプチ感がいい。
古代から食べられてきた、ナッツやサメなどを巧に使い、そして美味しく
メイン、デザートまで仕上げていました。メインのお肉は3種類からチョイスできました。
かなり悩んでからうずらに。一羽まるごと、中にはリエットとオリーブを詰めて
はちみつとナンプラーを塗ってローストしたウズラ。美味しそうではないですか。
他のお肉のメインコースも美味しそうでした。どれも想像が広がる料理たち。
コースの料理の説明というよりも読み物を楽しみながら、
私も古代へと思いをハセました。昔からナッツや麦、豆類を食べてきたんだな。
ローマ時代の晩餐会は豪華だったんだろうな~。
スパイスやフルーツもいい組み合わせ。テーブル席でも楽しくランチができました。
【5月のランチコース 古代へ!思いハセ飯 7800円】
・アミューズ:麦粥とグリッツシーニ トリュフ チーズ
・前菜:豆のデクリネゾン
魚料理 : チョウザメ(またはナイルパーチ)のクルート、サンチュのソース 肉料理 : 豚のリエットとオリーブを詰めたスペイン産ウズラ、2種のソース デザート : ビールと古代フルーツ - 飲むサラダ - お茶菓子 : ゴマ、くるみ、ピスタチオ コーヒー |
| shinn679 |
| 4.6 |
| 赤坂のお気に入りフレンチで33回目の訪問。 女性の田中いづみシェフが腕を振るうお店。
■感想 2019年から通って5年、毎年この季節には必ず来てます。 理由は春を感じさせる食材のオンパレードだから! 今年出てきた食材は筍、蕗のとうやうどなどの山菜、菜の花、春キャベツ、ホワイトアスパラガス、ピサンリ、ホタルイカ、仔羊、シェーブルチーズ ともう春爛漫で、食べててウキウキしてきます! そして本日1番印象に残ったのは、乳飲み仔羊。 使ってる仔羊は仏ピレネー産でまずそもそもコレが美味い。 背肉はロースト、バラ肉は煮込み(ナヴァラン)、後ろ足は丸ごと火を入れてクスクスと共に食べるのですが、お皿にコレでもか溢れていてボリュームも凄くて、ゴージャス! 芽キャベツ、そら豆、グリーピースなどの春野菜の甘みがたっぷりのスープも激うまでした。
■本日の税込1万円のコース+ダブルメイン3700円の内容は以下の通り ❶ ホタルイカとハマグリ、どことなく中華丼。
❷ タケノコ、山菜、シャルキュトリーとカシューナッツのソースで。
❸ 遮光された野菜たち、プロヴァンス風サラダ仕立て。
❹ サクラマスと春キャベツのプレッセ、ヴェルモットとグレープフルーツのソース。
❺ 仏ピレネー産乳飲み仔羊のローストと煮込み、春野菜添え。
❻ フォアグラ、ジロール茸入り熊、鹿、猪のジビエのパイ包み焼き、マデラソース。
❼ シェーブルチーズのムース、セロリのグラニテ、リモンチェッロのジュレ。
❽ 桜のスフレ。
❾ キツネとハリネズミ 赤坂のお気に入りフレンチ。 田中いづみシェフのお店で32回目の訪問になります。 ミシュラン東京2024が発表された夜にオヤジ1匹突撃!
■店内の様子 当然ミシュラン獲得したお店で盛り上がります。 私が通ってる『モノリス』や『MAZ』が、新規で星を獲得してたりして、なんか自分の事のように嬉しい。 そしてなんとタンモアはミシュラン東京セレクテッドレストランを獲得! ちなみに月毎にテーマを決める田中シェフであり今月は 『なるほど!ザ・フレンチ』 タンモアのInstagramでこの文字を見た瞬間、思わず吹いてしまったのは、私だけ? 今は無きフジテレビのクイズ番組『なるほど!ザ・ワールド』をパロったのでしょうけど、あまりに懐かしい(笑)
■感想 奇想天外なメニューでガンガン攻めてくる月もありますが、今月は地に足の着いた結構オーソドックスな内容。 私はやっぱりこっちの方が好みかなぁ。ベースがちゃんとしてるから、一皿一皿しっくり来ます! ソースは相変わらず美味いし、随所でちゃんと田中シェフらしさも感じる。 本日の1番は、オマール・カリフラワー・グレープフルーツのパフェ仕立てかな。 最近仕事やプライベートでいろいろあって、心身ともに疲れた私を味と田中シェフのキャラクターで癒してくれるのでした! やっぱり通ってるお店って居心地いい!
■本日の1万円のコース(ダブルメイン+3700円)のコース内容は以下の通り。 ❶じゃがいものデクリネゾン。
❷オマール・カリフラワー・グレープフルーツのパフェ仕立て。
❸豚足と白子のロワイヤル。
❹アンコウのブイヤベース、ソースブイヤベース。
※アップルベルベーヌシャーベット
❺エゾ鹿ウチモモのロースト、ソースグランヴヌール。
❻カルガモムネ肉のロースト、ソースぺリグー。
❼カルガモのモモ肉と内臓のミニバーガー。
❽フージュルーのムース、モミの木のグラニテ、ドライ無花果。
❾ブッシュドノエル、上から見るか?横から見るか?
➓サンタクロース、上から見るか?下から見るか?
赤坂のお気に入りフレンチ。 2019年から通い始めて31回目の訪問。いつもの大食い野郎と平日夜に突撃です。
9月1日で丸5周年を迎えたタンモアと田中シェフ。 赤坂の駅から離れた住宅街の地下にひっそりあり、絶対に通りすがりの人がふらっと入ってくるようなシチュエーションではありません(笑) また有名レストラン出身とかの看板もある訳では無く開店当初はガラガラ。 しかし今は1カ月先までほぼ予約の埋まる人気店であり、正に腕一本でここまでのお店になりました。 当然美味いのもありますが、料理の独創性、お値段、そして田中シェフの料理に対する姿勢が素晴らしいです。 一度でもタンモアに行って田中シェフに触れて頂けれはその実直な姿勢に落とされる事間違いないでしょう。 食後の最後には必ず田中シェフが挨拶に来るので捕まえて話しちゃいましょう。話しやすくて直ぐに友達になってしまいす(笑) フレンチレストランはハードル高いとか1人では行きづらいとか思ってる方などには特にオススメであり、その味は折り紙つき。 とにかく居心地のいいお店です。
■感想 月毎ににテーマを決めてメニューをフルモデルチェンジしてくるタンモア。 今月のテーマはバスク地方。 てっきりスペインかと思って調べるとなんとバスク地方ってスペインとフランスにまたがってて、バスク語があるくらい独自色が強いらしい。 そしてなりよりサンセバスチャンをはじめ美食の町で有名との事。 今回の田中シェフのラインナップも、現地料理の再現とアレンジメニューでこれが相変わらず美味しい! 本日のホームランはメインで食べたバッカラを詰めた仏産ウズラ。 まずウズラそのものポテンシャルが良くてプリっプリの肉質で美味しい。 そしてアサリを使ったのリゾットやバッカラとアサリとパセリのソースとの相性の良さがツボりました。 アサリとウズラがこんなに合うとは! それにしても愛情盛りの爆盛りで、久しぶりに胃袋のK点超えでした(笑)
■本日の9000円のコース+ダブルメイン3700円の内容は以下の通り。 ❶仔羊3種盛り ・タンのチリンドロン ・挽肉のアショア ・仔羊バラ肉のヴァントレッシュ
❷冷製イカのイカスミ煮
※ブリオッシュとパンコントマテ
❸ 田舎風ブーダンノワールのテリーヌ、白いんげん豆とチョリソ。
別皿で添えられたギンディージャと呼ばれる青唐辛子のピクルスがこのお料理との相性200%で激うま。 枝のように止まりません(笑)
❹ 鮪カマのピルピル、サフラン風味。
❺ 仏産仔鴨 ・ムネ肉は炭火焼き、蜂蜜とシェリービネガーのガストリックソース。
・モモ肉はトマトとパプリカの煮込みで、プーレバスケーズ風。
❻バッカラを詰めた仏産ウズラ、アサリごはん。 乾燥パプリカのソース、バッカラとアサリとパセリのソースの2種。
❼ 羊乳チーズ3種 ・オッソイラティのアイスクレープ ・プティアグールのエスプーマ、ピーナッツ ・カブラレスのシュークリーム
❽ インチャウルサルサって言いたい
❾ パチャランのジュレ、ホワイトチョコのムース
赤坂のお気に入りフレンチで30回目の訪問。 平日夜にフレンチ師匠と突撃です。
■感想 毎月テーマを決めてメニューをがらりと変えてくる田中シェフですが、今月のテーマは何と町中華(笑) フレンチで町中華とはかなり奇抜であり、正直半信半疑での訪問(笑) しかし蓋を開けると、これが素晴らしい完成度。 コンセプトは中華だけど、食べるとしっかりフレンチしてて実に美味しい。 決してイノベーティブでは無く、ベースはばっちりクラッシックフレンチです。 よくぞ毎回ここまで仕上げて来るよなぁと驚くばかり。 そんな中で本日1番美味かったのは、メインのビゴール豚。 酢豚をコンセプトにした一皿で、パプリカと玉ねぎのトマト煮や、シェリービネガーと蜂蜜を使ったソースで甘酸っぱくて最高に美味い。 これは白飯をガッツリ食べたくなるテイストでした(笑)
■本日の6月のディナーコース税込9000円+ダブルメイン3700円の内容は以下の通り。 ❶クラゲの酢の物がコンセプト。 クラゲと豚足、豚耳、豚タン、砂肝のテットドフロマージュ風。 パクチー、ホワイトセロリ、ライム、ナンプラーのソース。
※ブリオッシュ、豚肉のリエット冷やし中華風。
❷フレンチ仕立ての八宝菜。 白菜とネギのブランマンジェ、椎茸のエスプーマ、エビ、イカ、ニンジンフリットなどなど。
❸カニ玉をコンセプト。 クリガニのスフレとビスク。 蟹味噌と玉ねぎ、チーズのトースト。
❹棒棒鶏がコンセプト。 エイヒレ(カスベ)のポッシェ、キューリ、レタス、白胡麻のオランデーズソース、デュカのチュイル。
※ひょうかんのグラニテ
❺酢豚がコンセプト。 仏産ビゴール豚肩ロースのロースト。 パインマリネ、ピペラード、シェリービネガーと蜂蜜のガストリックソース、パイナップルのコンフィチュール。
❻レバニラがコンセプトのエゾ鹿 3種の仕立て。 ・ウチモモ肉のローストと岩牡蠣 ・レバーが苦手なのでモモ肉に変更。ケシの実をまぶしてカツに。 ・ハツのコンフィと黄ニラのサラダ ニラのピュレ、岩ガキ。 ニラのピューレとオイスターソースを加えたソース。
❼マンゴープリンがコンセプト。 マンゴー、リコッタ、ミモレットジュンヌ、グレンモーレンジィ。
❽春巻きがコンセプト。 春巻きの中にはコーヒーのクリームとチョコレートのテリーヌ。 アーモンドのプラリネのバタンケーキ。 赤ワインとブラックベリーのシャーベット。 マラスキーノでマリネしたアメリカンチェリー。
❾胡麻団子がコンセプト。 トウモロコシの餡子、バタークリーム、ミルフィーユ風。
赤坂のお気に入りフレンチ。 テイクアウト除いて28回目の訪問。 いつもの大食い野郎が野暮用で欠席なので、久しぶりに平日夜にオヤジ1匹フレンチです。 3連休食べ過ぎて本日は朝から胃袋が本調子ではありません。 タンモアに通って3年が経ちますが初めて蝦夷鹿は諦めてウリボウに絞ってダブルメインにしないで臨みます(笑)
■感想 今月のテーマは『北海道フェア』と言うことでタラ、ニシン、マトン、北寄貝など北海道の食材のオンパレード。 そしてどれも相変わらず奇想天外な仕立てながら不思議としっくり来る完成度の旨さでここタンモアでしか体験できないオリジナリティ溢れたメニューの連打。 そしてメインは愛媛県産のウリボウを使った2皿仕立て。 1皿目は三平汁にヒントを得た何とウリボウの糠漬け! これがメタクソ美味い。 ウリボウの脂身に染み込んだ糠漬けの風味が最高でコレは白飯を合わせて食いたかった(笑) コンソメも相変わらずキレッキレ。 そして2皿目はこの季節の田中シェフのもはや定番となったシヴェ。 ウリボウの旨味の溶け出した赤ワインと血のソースが美味過ぎるし、ウリボウのトロトロの脂身の甘味が最高過ぎる! 更にキタアカリを使った芋餅がプルンプルンでソースがまとわりついて来てウリボウと一緒に食べるとメタクソ美味い。 ジビエ初心者でも絶対美味しいヤツであり、これはタンモアでは絶対食べるべきメニューでしょう。
■本日の税込9000円+2000円のコース内容は以下の通り ❶氷下魚(コマイ)のデクリネゾン コマイと言うほぼタラを使った3種類の盛り合わせ。 ・オリーブオイルとニンニクの中で火を入れたもの、白インゲン豆 ・コマイのリエット ・コマイのエスカベッシュ(南蛮漬)
❷ ニシンとかぼちゃの「あの」パイ。 構成はニシンとカボチャ、玉ねぎとベーコンのキャラメリゼで、軽く燻製したニシンと甘味がメチャメチャ合う。 ソースモルネーとか言うソースも美味い。 ちなみに何とジブリ映画の『魔女の宅急便』でニシンとカボチャのパイが出て来るらしい(笑)
❸ タンモア風ジンギスカンのすすめ。 北海道産のマトンを使ったサラダ仕立て。 りんごを使った甘塩っぱいソースと、玉ねぎ、キャベツ、もやし、ニンジンと合わせて食べると爽やかで美味しい。
❹ 北寄貝の軽いブレゼ、レモングラスと貝のジュ。 本日の感動メニュー。 苫小牧産の北寄貝のプリンプリンの歯応えが衝撃的。そして貝の出汁の中で半生に似たと言う事でこれは旨味ボンバー。 更に貝の出汁を使ったグリーンカレー風味の餅麦のリゾットも衝撃的に美味い。 このダブルパンチはマジ感動しました。
❺愛媛県産うり坊(2皿仕立て)
ぬか漬けしてロースト、ジビエのコンソメと共に。 北海道の三平汁がコンセプトとの事。 糠漬ニシンからヒントを得て何とウリボウの鞍下とモモ肉を糠漬けにすると言う荒技(笑) ジビエのコンソメの中にはその他に金時人参と青長大根。
❻シヴェ(血でとろみをつけた赤ワイン煮込み) 愛媛県今治産のウリボウのバラ肉、スネ肉のローストを煮込んだ物で、インカのひとみのロースト。キタアカリの芋餅。
❼北海道産クリームチーズのムース、シーベリーのグラニテ。 アヴァンデセールの位置付けだけど、主役を張れる完成度。
❽ワンカップハスカップ 田中シェフらしいダジャレとの事。 構成は、下から 酒粕のブランマンジェ ハスカップのジャム アールグレイのクッキー ホワイトチョコレートのムース ハスカップと赤ワインのシャーベット ホワイトチョコレート バラの香りの泡。 これも食べ飽きる事なく味が変化して行きコースの締めくくりとしてフィニッシュします。
❾ハーブティー
➓大豆、小麦、小豆など北海道の穀物を使ったお茶菓子。 食べ流してしまいそうだけど、理解して食べると良くできてます。
赤坂のお気に入りフレンチ。 2019年11月から通い始めて今回でテイクアウトを除いて27回目の訪問。 本日もいつもの大食い野郎と皆既月食の夜に突撃。 私が通っているお店では唯一の女性シェフのお店です。
■感想 お世辞抜きに全皿ホームラン! ここ数日の不完全燃焼を払拭する旨さでした! 今月のテーマは『根菜祭』と称して、根菜を使用したメニューが多く、和食を食べてるような落ち着きのあるテイスト。 最近疲れ気味の私の胃袋にブッ刺さりました! 田中シェフの特徴の1つに和食っぽさがありますが、ゴールとしてはちゃんとフレンチしている。 イノベーティブとはまた違う安定感と言うか完成度です。 このテイストは他のフレンチでは決して味わえない。 そして今日の田中シェフは愛情盛りで物凄いボリューム(笑) 魚料理くらいで早くも胃袋の9割を使い果たします。 そこから爆盛りメイン3皿攻撃(笑) 危うく撃沈寸前でしたが、これがメタクソ美味かったので、私の胃袋は拒絶することなく受け入れるのでした(笑) ちなみに本日は皆既月食。 メインの猪を食べ終えたところでちょうど20時であり、シェフも含めてみんなで外に出てみるとちょうど皆既月食のピークでした。 まさか赤坂のど真ん中で月が拝めるとは。 いや〜 食ったぁ〜美味かったぁ〜楽しかったぁ〜❗️ これだけ食べてサービス税無しのドリンク飲んで13500円は安すぎる。 高級食材に頼らず、とにかく手間暇かけて作り込んできます。 今月もう一度食べに行きたいくらいの満足感でした。
■本日のコース内容は以下の通り(ダブルメイン) ❶栗・百合根・薩摩芋のミニモンブラン仕立て。 百合根と芝海老、サツマイモとクリームチーズ、栗と鴨桃肉の赤ワイン煮込みと言う組み合わせで、このアミューズはいきなり感動。 素晴らしい組み合わせで、甘い系が好きな私には1ラウンドノックアウト。
❷ 根菜と牛タンのテリーヌ、早生みかんのサラダ。 これも傑作。 ゴボウ、里芋、下仁田ネギが入ってるのですが、とにかくゴボウの風味が全てを優しく包み込んでいて、滋味深い味わい。 牛タンとの相性も抜群だし、みかんの酸味がフレンチらしいカウンター。
❸ クワイと仏産キノコのフリカッセ。 これまた傑作。 大好きなキノコのクリーム煮が、濃厚で旨すぎる。 そして素揚げしたクワイがアーティチョークのような甘味と苦味の混ざりあったテイスト。 海老芋よりも美味いかも。
❹ キンメと大根、焦がしバターといぶりがっこのソース。 これまた傑作(笑) 大根尽くしで本日1番和食っぽいメニュー。逆に和食屋さんも真っ青の完成度です。 まず酒粕と塩谷麹で漬け込んだキンメが抜群に美味い。 そしていぶりがっこが素晴らしいアシスト。
❺ 鳥取県産イノシシ肩ロース。 メイン一皿目。 まず藁で燻製をかけていてこれが抜群にいい。 そして圧巻は紹興酒と牡蠣のソース。 牡蠣と猪がこんなに合うあとは。 付け合わせの蓮根も美味い。
❻ ヨーロッパ産ペルドロールージュ(ヤマウズラ) この時点でかなり腹パンなのにまさかの2皿仕立て(笑) ・モモ肉と根菜の重ね蒸し、コンソメ仕立て。 コンソメのキレが良かったです。
・ムネ肉のロースト 癖の弱いベルドローですが、今回は熟成が進んでいて、なかなか癖強め。 その癖をモンドールとジュラワインのソースで力技で抑えつけるフレンチらしいメニュー。 付け合わせのジャガイモがメタクソ美味かったぁ!
❼ パースニップのスープ、コンテのアイス。
❽ ビーツ、洋梨、少しジン。 ビーツ好きの私にはドストライクメニュー。 土臭さと優しい甘味のハーモニー。
❾ 人参パイ、人参ムース、ハーブティ
赤坂のお気に入りフレンチ。 2019年11月から通い始めて、本日でテイクアウト除いて26回目の訪問。 そして今月で4周年を迎えたタンモア。 お店のInstagramでは、感謝月間と称してアニバーサリー的なコース内容の紹介していて、本日はいつもの大食い野郎と更にマイレビ様も加わり3人で、ワクワクしながら突撃です。
■店内の様子 2ヶ月前?から始めた、メニューの詳細な説明文がビシッと冊子になってセットされてて、なんか田中シェフの気合いを感じる。 そして本日も相変わらずの満席。
■感想 初めにはっきり言います! 今月のタンモアは買いです(笑) 今月のメニューはタンモアのInstagramにも書いてあったけど、まさに田中シェフからの感謝の気持ちのこもった採算度外視メニュー構成。 初っ端から田中シェフの圧を感じました(笑) 今月はジビエ、ドーバーソール、オマールエビ、ウズラ、リードヴォー、エスカル、ウナギ…など高級食材のオンパレード。 なんと言ってもコスパが凄いのがタンモアであり、その分普段はあんまり高級食材を使わずに田中シェフのアイデアと技術と努力で素晴らしい満足感を提供するのがタンモアの売り。 しかしそのタンモアが高級食材を使うとどうなるか? 期待以上の爆発力でした! またいつものダブルメインにしたらボリュームも半端なくて危うく撃沈寸前(笑) 食欲に目が眩んでダブルメインにする場合は、それなりの覚悟が必要です(笑) 全体を通してテイストは相変わらず男性シェフのような力強さ、そして女性シェフならではビジュアルの美しさです。 いや〜田中シェフの愛に溢れた凄い夜でした。 あまりにヤバ過ぎて、途中の写真からを撮り忘れるほど(笑)
■本日の税込9000円のコース内容は以下の通り。(ダブルメイン+3700円) ❶ひよこ豆のデクリネゾン ~南仏の名物と共に~ ・ひよこ豆のチップとラタトイユ ・ブランダードを詰めたひよこ豆のクレープ ・ひよこ豆とブイヤベース ・パニス(ひよこ豆の蕎麦がきのようなもの)アイオリソース。 ひよこ豆の優しい甘味をベースにいろいろな仕立てで出てきて、素晴らしいスタートダッシュ。
❷いかきゅうと馬肉のタルタル、ルーロー仕立て 本日1番感動したメニュー。 お互いネットリしているとは言え、イカと馬肉がこんなに合うとは。 無骨に食材をぶつけてくるイタリアンのような印象で、アンチョビ、ニンニクのソースと絡めて食べると素晴らしいトータルのハーモニーで、これは傑作。 ちなみにマイレビ様との話に盛り上がり、このお料理の写真を撮り忘れる(笑) マイレビ様から1枚頂きました。
ブリオッシュとトリュフバター。 このトリュフバターが香りだけじゃなくて、なんか無性に美味い(笑) ブリオッシュとバター全部食べたかったけど、結果的に食べきれず(笑)
❸ジビエのパテドカンパーニュ、牛蒡のソルベ、ジロールのサラダ。 鳥取県の仔鹿と猪のパテ。 まだ狩猟解禁前なので恐らくは昨年の冷凍ものと思われるけど、しっかりと野生の風味を感じ、そして臭くなくて美味い! ジビエの出汁から引いたコンソメジュレもバッチリと決まっている。
❹仏産舌平目(ドーバーソール)と日本のキノコのボンファム風。 平目がドーバーソールならではの肉厚で兎に角ブリブリの食感で最高です。 そしてヴェルモット酒の効いた白ワインソースが私好みの酸味先行で美味い!
❺ 仏産リードヴォーと仏産エスカルゴと国産ウナギのパイ包み焼き、マルサラ酒のソース(ダブルメインの追加メニュー)。 自分からダブルメインにしたとは言え、出てきたお皿を見て驚愕のデカさ(笑) 中にはリードヴォー、エスカルゴ、鰻のキャラ濃い目の三兄弟がギッシリ入ってて、更にパイ包み焼きの下には、トドメのジャガイモとパセリのピュレでとにかくヘビー(笑) そしてマルサラ酒のソースが力強く牽引します。 これはパンチ力ありました。
❻オマールエビを巻いた仏ヴォージュ産ウズラのロースト、オレンジソース。 説明書に書いてある通り、お互いの存在を打ち消さないどころか、うまくはまっててこれは美味い。 そして何よりオレンジソースが抜群に相性良かったですね。
❼シェーブルチーズの軽いムース、梨、シソのグラニテ。 実はチーズが苦手な私(笑) でもタンモアではいつも美味しくチーズを頂いております。 本日はよりによって、山羊から作ったシェーブルチーズ(笑) 匂いがキツイかと思いきや、恐る恐る食べると梨と紫蘇がいい仕事してて実に食べやすい。 チーズが苦手な人も全然オッケーです。
❽黒イチヂクの赤ワインマリネ、マスカルポーネのサバイヨン、ヴァローナ・アラグアニ・ショコラのソルベ。 やっぱりヴァローナのチョコレートは美味い(笑)
❾プラリネとカボチャ、カボチャとプラリネ、ハープティ。 カボチャの求肥が食感、味わい共に刺さりました。
➓お土産(4周年記念タンモアボックス) 自家製味噌パウンドケーキ、カルダモンオレンジジャム。 翌日の朝食で食べました。 味噌風味のパウンドケーキを初めて食べましたが、これがメタクソ美味い。
以前も書きましたが、こんな赤坂の住宅街の古いマンションの地下で4年前にオープンしたタンモア。 名も無き女性シェフがよくもこんな場所にお店を出したものです。 そして最近流行りのブローデューサーやステマなど一切頼る事無く、実力と口コミだけでここまでの人気店になりました。これはただただ賞賛に値します。 これからも宜しくお願いします。
赤坂のお気に入りフレンチで、本日で25回目の訪問。 女性の田中いずみシェフのフレンチになります。 平日夜にいつもの大食いやろうと突撃です。
■感想 一言、7月のメニューもお世辞抜きに美味い! 夏野菜をふんだんに使ったメニュー構成で、ラストは、まさかのゴーヤを使ったデセール。 コースはいずれも爽やかなテイストであり、このクソ暑い季節の弱った胃袋にぶっ刺さるメニュー。 2019年以来通ってますが、毎月変わる彼女のメニューは、何処のフレンチの真似でもない田中シェフのオリジナリティ溢れる独創的なメニュー。 この感動と満足感は田中シェフの日頃のパッション、探究心、努力の賜物でしょうか。
■本日の税込9000円、サービス税無し、+ダブルメイン3700円のコース内容は以下の通り。 大食い野郎もダブルメイン+ワインペアリングを追加。
❶夏野菜とアナゴのテリーヌ オクラ、茗荷、モロヘイヤと野菜の出汁を使ったテリーヌで、見た目からして爽やかで美しい。 更に紫蘇、新生姜、赤玉ねぎのドレッシングが、これまた爽やかで、これを食べて一気に食欲全開になり、本日もいっぱい食べてやるぞ〜とやる気になります(笑)
❷ナス、ナッツ、ブレザオレ 加茂ナス、ミズナスなどを焼いたり、ペーストにしねナッツのペーストを合わせたり、クルミのペーストを合わせたりして様々な仕立てのパフェ。 ブレザオレの塩味が全体を引っ張ってこれが素晴らしいまとまり感で、これは美味い!
❸冬瓜、鮎、鶏節、鮎の肝のペースト 到着した瞬間和食のような出汁の香り。 田中シェフ曰く、繊細な冬瓜を主役にするため珍しく引き算レシピとの事(笑) 冬瓜、鮎、鶏節の出汁から取ったスープが、美味い。 そして鮎のフリットも美味くて、スープと食べると更に素晴らしいハーモニーで、しっかりフレンチしててコレは美味い。
❹ズッキーニ、太刀魚、チョリソー、サフランの白ワインソース 太刀魚とイベリコ豚のチョリソーのピューレをズッキーニで巻いて蒸し焼きにしたもの。 見た目も味も正に南仏料理で、爽やかなサフランの白ワインソースとの素晴らしいまとまり感。
★メインは3種類からの選択。 私は鴨と仔羊で、友人は鴨と牛肉をオーダー。 テーブルで統一しなくていいところが、タンモアの素晴らしいところ。
❺トマト、青森県産津軽鴨ムネ肉のロースト、胸もも肉のカイエット。 津軽鴨初めて食べました。 聞くとフランスの鴨が入って来ないとの事で、田中シェフも初めて使ってみたと。 エトフェでは無く味もそんなに濃厚ではありませんが、鴨自体もトマトでマリネしてあるとの事で トマトとフォンドヴォーのソースとの相性が抜群。 多分鴨をトマトソースで食べたのは初めてような。こんなに相性がいいとは。 目から鱗の旨さ。 更にローストしたニンニクでブースト。 ニンニク好きな私にはたまらない。
更にもも肉のカイエットが激うま! もも肉のミンチを網脂で包んで焼き上げた要はハンバーグなのですが、食べると旨味爆発。中にトマトが入ってて、肉汁とトマトのブシャーでコレは唸りました。 素晴らしい!
❻パプリカ、アイルランド産仔羊背肉のロースト、万願寺唐辛子にバラ肉のコンフィを詰めたもの。モモ肉のカタルニア風。 私もいろいろな種類の仔羊を食べましたが、恐らくアイルランド産仔羊は初めて。 以前マイレビ様からアイルランド産が美味いと聞いて、ずっと食べたかった仔羊。 食べるとこれが実に美味い。 羊臭さはオーストラリア産やニュージーランド産ほど臭く無く、シストロン産程上品では無い感じ。 そして噛み締めると滲み出る脂感と旨味が強い印象でこれは美味い。 そしてパプリカのソースも仔羊の濃厚なテイストにチカラ負けしない。
更に別皿で、仔羊とパプリカのエスカリヴァータの登場。 説明では温かいサラダみたいものと言う事で、これが私の好みにドストライク。 トロトロのパプリカにチーズとか入ってて、ビストロで出てきそうな郷土食っぽいメニューでこれは美味かった。 ちなみに写真を撮り忘れる(笑)
大食い野郎は、 短角牛内腿、四万十麦酒牛シンタマのロースト赤ワインソース。 赤みとサシの入った部位の比較との事で、友人は刺さってました(笑)
❼生のトウモロコシ、水牛のモッツァレラ、オリーブオイル、レモングラスのグラニテ。 カプレーゼをイメージしたとの事。 優しい天然の味をストレートに味わう感じ。サッパリしててお口直しには持ってこい。
❽ウリ系野菜と果物のアンサンブル ゴーヤのシャーベット、杏仁豆腐のムース、スイカ、メロンとキューリのスープ、八角のジュレ。 まさかの苦手なゴーヤのアイスの登場(笑) しかしこれがメタクソ美味い。 サッパリしてて、ゴーヤの苦味も無く、程よい青臭さ。 甘々なデセールよりも、こう言う方が好きかも。
❾ハーブティー
➓お茶菓子 ・枝豆のクッキーサンド ・枝豆とクリームチーズのクレームブリュレ ・枝豆のシャーベット
最後まで夏っぽいメニュー。 枝豆のクレームブリュレが特に美味かったでしょうか。
赤坂のお気に入りフレンチ。 テイクアウトを除いて、本日で24回目の訪問です。 本日もいつもの大食い野郎と平日夜に突撃の予定でしたが、予定が入り久しぶりにオヤジ1匹で突撃です。 カウンターに座り田中シェフとサシで向き合います(笑)
■感想 通い始めて3年半になり、季節毎に出てくる食材はだいたい経験済み。 しかし毎年変化を加え、田中シェフらしいオリジナリティ溢れる味に仕上がっており、田中シェフのメニューのレパートリーの多さには、毎回驚かされます。 今回、1番感動したのは、スズキのアンクルート。 芝エビのムースで包んであり、熱々のスズキのホクホク感と素晴らしいハーモニー。更にレタスのシャキシャキした食感もいい。セージと焦がしバターのフォンドヴォーのソースも激うまでした。 今月はボリュームも満点。 一般男性にダブルメインは苦しいかもしれません(笑)
■本日のコース内容(追加でダブルメイン)は以下の通り。 ❶蕎麦とチーズとシャルキュトリー ・蕎麦粉のクレープにグリエルチーズとパンチェッタ ・蕎麦がき、刻んだチョリソー、チェダーチーズのコロッケ ・生ハムの出汁の蕎麦でとろみをつけたスープ、蕎麦の実、パルメザンチーズのチップ めちゃくちゃ空きっ腹で到着したので、初っ端からの濃厚なチーズが、いきなり胃に突き刺さりました(笑)
❷鰹と鹿のサラダ仕立て 燻製した鰹、鳥取県産鹿内腿肉のロースト、明日葉と茄子、鰹を使ったソース 鉄臭い食材の組み合わせですが、バルサミコ酢のサラダがいいカウンター。
❸甘エビ、アオリイカ、白ツブ貝、ウニのサバイヨン、おかひじき 臭みゼロで、貝の旨味が強くてウマウマ。
❹スズキのアンクルート、アサリの出汁、セージと焦がしバターのフォンドヴォーのソース
ザクロと赤ワインのシャーベット
❺鹿児島県産去勢鶏の胸肉、腿肉のロースト、ソースアメリケーヌ、春野菜 フランスではクリスマスに食べられるシャポンと言われる去勢鶏で、恵比寿『アーティショー』では、過去2回食べてますが、まさか日本でもシャポンがあるとは知りませんでした。 フランスのジャポンは、軍鶏も顔負けの歯応えとブレス鶏のような濃厚な味わい。 日本のシャポンは、歯応えはやっぱりブリブリで、味は大人しめでしょうか。 オレンジの香りでマリネしたおり、その香りとアメリケーヌソースの相性が素晴らしい。
❻ブルターニュ産仔牛 内臓3種、フォアドヴォー(肝臓)、リードヴォー(胸腺)、ロニョンドヴォー (腎臓)、ヘネシーとグリーンペッパーのソース、クレソンとマッシュルームのピュレ 実は私の苦手な食材三兄弟(笑) しかし田中シェフの元、数々の苦手食材を克服して来た私は敢えてダブルメインにして挑戦するのでした(笑) 結果ですが、リードヴォーはいけますが、残りはやっぱり厳しい。出口がなかなか見つからない(笑)
❼フルムダンベールのヌガーグラッセサンド ナッツとドライフルーツ
❽メロン茶漬け 本日の傑作。 メロンに緑茶をかけて食べるのですが、コレが実に合う! これは都内の名だたるパーラーも真っ青の完成度で、これだけで又食べに来たい(笑)
❾ハーブティ
➓お茶菓子 カレー粉を使った2品。 カレー粉とパッションフルーツを合わせた物が目から鱗の美味しさ。
赤坂のお気に入りフレンチで、2ヶ月毎に通ってます。 本日もいつもの大食い野郎と平日夜に突撃。 23回目の訪問。
■感想 一言、美味い❗️❗️ 今月のテーマは海と大地と言う事で、肉類と魚介類を合わせたメニュー構成。 実は肉と魚介を一緒に食べるのがどうもしっくり来ない私ですが、今宵のタンモアのメニューはこれが見事にはまっていて、マジで全皿美味い! そして相変わらず、日本の食材やテイストを取り入れた田中シェフならではのフレンチ。 中でも牛テールの春巻きに合わせた、塩辛のソースと、蕗のとうのソースは衝撃の味わい。 毎年3月になると出てくるメニューですが、更にブラッシュアップされてます。 これはもはや田中シェフのスペシャリテと言ってもいい完成度であり、正にフレンチと和の融合。 和食好きの方には絶対刺さるメニューでありマジでオススメです。 2019年からタンモアに通ってますが、相変わらずオリジナリティ溢れるメニューそして完成度には毎回舌を巻きます。 タンモアに行った事ある人も、まだ行った事の無い人も、今月は絶対オススメメニューですよ。 保証します(笑)
■本日の税込8000円のコース内容は以下の通り(ダブルメイン+3700円)
❶桜エビ、ベーコン、そら豆、新タマネギ この組み合わせなら間違い無いメニューですが、予想を上回りいきなり美味い。 そして菱餅をイメージしたパフェ仕立てが美しい。
❷牛テール、ホタルイカ、塩辛、ふきのとう 牛テールの煮込みの春巻きに、塩辛のソース、蕗のとうのソースを合わせて食べます。 フレンチに塩辛を使うお店なんて私はタンモアしか知りません(笑) これが素晴らしい完成度でちゃんとフレンチしてます。 ホタルイカ、筍、菜の花などで、これは正に春の苦味と生命力を感じる一皿。
❸乳飲み仔羊、塩鱈、サラダ仕立て フランス産乳飲み仔羊もも肉のロースト。
羊と塩鱈と言うキャラ強めの組み合わせですが、これも素晴らしい合わせ方。 塩鱈はブランダードにしてあり、サフランとニンニクのソースが仲を取り持ちます。 青々としたグリーンピースもいい。
❹サクラマス・パンチェッタ・春キャベツのプレッセ、ベルモットとグレープフルーツのソース もう2回目?3回目?私の大好きなメニュー。 グレープフルーツの爽やかなソースとサクラマスの旨味、パンチェッタの塩気の素晴らしいハーモニー。 春キャベツのシャキシャキとした歯応えも最高。 これは傑作です。
❺ホタテとハマグリを巻いた仏産ウズラのロースト 家禽のウズラなので癖が無く、ホタテと蛤と喧嘩しなくて実に相性がいい。 更に青ノリのリゾット、蛤の出汁を使った焦がしバターソースが濃厚で激うま。 素晴らしい。
❻フォアグラ入りジビエのパイ包み焼き ジビエは鹿、猪、青首鴨の3種類をミンチにして混ぜる事でクセが無くなり食べやすい。 それでいて旨味は凝縮。 最近、長期熟成のパンチ力のあるジビエに遭遇する事が多かったので、このくらいの食べやすさにかえって萌えてしまいます。 濃厚なペリグーソースとジャガイモのペーストがナイスアシスト。
❼コンテと磯の三兄弟 24ヶ月熟成のコンテチーズを カツオとコンテチーズのチーズケーキ ひじきとコンテチーズのシュークリーム トロトロ昆布とコンテチーズのアイス で。 全部美味かったけだ、カツオとコンテチーズは衝撃的に美味い。 お酒飲めない私ですが、これは酒のつまみに最高なヤツ。 更に磯の三兄弟とは、『磯野三兄弟』との事で、シャレの効いたメニュー(笑)
❽桜あんぱん 木村屋のあんぱんをイメージしたとの事で、確かにベクトルはあんぱんですが、アプローチはあくまでもフレンチのデセール。 スポンジケーキに、桜の花の塩漬け、小豆、ホワイトチョコレート、桜のリキュールのジュレ、桜の葉のアイス、酒粕のソース。 食べるとあんぱんと言うか、草餅と言うか、それでいて確かに美味い(笑)
❾ハーブティ、お茶菓子
赤坂にあるお気に入りフレンチで、2か月毎に通ってます。 昨年11月以来の訪問で、本日でテイクアウトを除いて22回目になります。 今回もスッカリ田中シェフの虜になってしまった大食い野郎と平日夜に2人で訪問。
■感想 1月のタンモアは正月らしい縁起を担いだメニュー構成。 相変わらずクラッシックフレンチをベースにしてますが、日本の正月を入れ込んだ内容でどれもちゃんと美味しい! 毎月良くもこんなにアイデアが浮かぶよなぁと、ほんと驚きです。 そして味だけで無く、メニューの成り立ちやストーリー性もあり田中シェフの熱意と努力と創造性に溢れてます。 何より手作り感満載で、食べ手にビシビシ伝わって来ます。 ダブルメインの仔牛とウリ坊も美味かったのですが本日感動してしまったのは、初っ端のアミューズで出てきたハトの肉と内臓を使ったブリック揚げとジビエのコンソメ。更に前菜で出てきた鰆のミキュイ。 これは2打席連続ホームランでした。 ちなみに今月のダブルメインはなかなかのボリュームになりますので、自信の無い方はポーションを減らしてダブルメインをお願いするか、メインを一皿に絞る事をオススメします。
■本日のディナーコース(税込8000円)+ダブルメイン(税込3700円)の内容は以下の通り ❶ジビエのコンソメ、シャルキュトリ ・猪、鹿、ハト、キジ、カモのコンソメ ・鹿の生ハム ・鹿のリエット ・ハトの内臓と肉のブリック揚げ コンセプトは、正月の巻物との事。 ハトのブリック揚げは、そんなにハト臭さが無くそれでいてジビエらしい力強いテイスト。 そしてジビエのコンソメは、数種類のジビエを使っているとの事ですが、雑味は無く透き通っていながらも田中シェフらしい太い味わいで、マジ美味い。 更にシェフオススメのブリック揚げとコンソメを一緒に飲むとマジ昇天(笑)
❷鰆のミキュイ、金柑と大根のグレック コンセプトは紅白なます。 ピクルスにした白大根、紅大根?にんじんが色鮮やかで、田中シェフらしい華やかさ。 流石は女性シェフの美的センスといったところ。 金冠のソース、ピクルスの酸味、鰆の甘味、後サワークリーム?の組み合わせが、私のストライクゾーンど真ん中。
❸兎と海老のパイ包み、粒マスタードとカレー風味のソース 子沢山のウサギと長寿の象徴のエビがコンセプト まだ前菜ですが、いきなりパイ包み焼きの登場(笑) 友人はこれがメインと勘違いするほどのポーション(笑) カレー風味がアクセント。
❹鱈とガルビュール 鱈の塩気と豆の旨味甘味のハーモニーが、染み染みうまい。
※ザクロのソルベ
❺ブルターニュ産仔牛のロースト コンセプトは紅白で、ムール貝のクリームソースとシャスールと言われるトマトとキノコのソース。 ビジュアル的にも対比されてますが、その味も素晴らしい対極的なソース。 更に蕎麦のガレットが、歯応えも良く素晴らしいアシスト。
❻和歌山県産うり坊のロースト、五香粉という中国のスパイスを使ったソース 部位はウリ坊のキャレ(アバラ)で、子供とはいえ猪らしい脂身の旨味。 そして付け合わせのゴボウとレンコンの土臭い風味が猪との相性抜群です。
❼ウリ坊のシヴェ おう〜❗️ 何と美しいミロワール。 漆黒のテカテカに光ったチョコレートのようなビジュアルのソースは、ひたすら食欲を刺激します。 ウリ坊のバラ肉、スネ肉を皮肉で巻いて赤ワインでトロトロに煮込んだもので、その煮汁に血を混ぜて作ったソースは正に濃厚。 私はこう言うのが1番好き(笑) 更にフランス産の栗とさつまいものピュレでいわゆる栗キントンが、やっぱり猪との相性抜群です。
❽昆布と昆布茶を練り込んだサブレ、ミモレットチーズ、クリームチーズと市田カキ
❾柚子、ホワイトチョコレート、山葵 初日の出がコンセプトで、わたあめを使ったサプライズ的なデセールですが、これが激ウマ。 山葵が効いていて猪のシヴェで重たくなった口の中を爽やかにしてくれます。 素晴らしいカウンター攻撃です。
➓ハーブティ
11.リ・オレ、梅酒のソルベ 赤坂にある私のお気に入りフレンチ。 テイクアウト除いて本日で21回目の訪問です。 今回も前回タンモアに初めて来て、田中シェフの味に完全にハマってしまった大食い野郎と2人で平日夜に突撃。
■感想 今月は下仁田ネギや、キノコ、栗、そしてメインにはジビエの猪とペルドロールージュ(山ウズラ)が登場して、秋を感じさせるメニューのオンパレード。 そして相変わらず田中シェフらしいオリジナリティ溢れるメニューから、クラッシックなメニューの再構築まで変幻自在。 毎月メニューを変えてくる田中シェフの想像力にはただただ驚くばかりです。 同行した友人も私同様に完全に田中シェフに胃袋を掴まれておりました(笑)
■本日の8000円コース+ダブルメイン3700円の内容は以下の通り
❶下仁田ネギのフラン ベーコンの出汁から作ったスープが激うま。 そこに下仁田ネギの甘味と歯応えが加わりのっけから美味い。
❷和と洋のキノコ対決 これが物凄いメニュー(笑) 国内産のシメジ、舞茸、シイタケの冷たいマリネ。青海苔、あん肝など海系ソース。 かたやヨーロッパ産のジロール茸、トランペット茸の暖かいマリネ。カシスソース、鶏の白レバーを使った山系の味付け。 キノコをこれだけいろんな角度から同時に比較して食べられる喜び。 これはキノコ好きなはたまりません。 恵比寿の『マッシュルーム』も真っ青のキノコメニュー(笑)
❸根菜のパルフェ 地味だけどめちゃくちゃ力強いテイストでゴボウ好きな私には突き刺さったメニュー。 構成はカブ、ニンジン、ゴボウ、ユリネ、レンコンをアイス、ブランマンジェ、モンブラン、エスプーマにしたり。 よくぞここまでぶつけてきたなぁと。 その勇気に完敗です。 緑色はカブの葉のソース
❹カジキのクレビネット包み、焦がしバターソース、生とソテーした春菊 コレは普通に美味い。
❺長崎県産猪肩ロースのロースト ブータンノワールのペーストと、焼きリンゴのソース 普通小さいスプーンでひと口食べる程度のブータンノワールとリンゴの再構築でこれは破壊力のあるメニューでした(笑) そしてタケノコ芋が、素晴らしいつなぎ役。
❻ペルドロールージュ(山ウズラ)2皿仕立て ・胸肉のロースト、牡蠣のソース、ほうれん草のソテー ペルドローを牡蠣のクリームソースで食べるのは初めて。牡蠣グランをイメージしたソースとの事。
・もも肉、内蔵、栗のパイ包み焼き、アルマニャックのソース このパイ包み焼きが美味かった〜❗️ フランス産の栗とそのペーストがとにかくいい仕事していて抜群の相性。 ジビエとしてのパンチ力は弱めですが、バランスが良いです。
❼モンドールのクレープ フランスの秋冬限定のチーズで結構クセ強め。 チーズが苦手な私ですが、カボチャと合わせてあり食べやすい。
❽ヌガーグラッセとプラリネ、洋梨のソース 通常はドライフルーツやナッツを入れて作るけど、今回はアーモンドのみで軽めに仕上げたとの事。
❽ヴァンショー 『シェフは名探偵』を見て、田中シェフのヴァンショーを飲んですっかりハマってしまいました。 これからがヴァンショーの季節でしょうか。
❾銀杏のクレームブリュレ
テイクアウトを除いて20回目の訪問。 当店は2018年9月にオープンし、今月で3周年を迎えました。 田中シェフの熱烈ファンとしては、これは行かない訳にはいきません。 今回は最近フレンチに目覚め始めた大食い野郎と、平日夜に2人で訪問。
私が初めてタンモアを訪問したのは2019年11月。 以来田中シェフの味と、料理人としての熱意そして人柄に惚れ込んでしまいました。 場所は赤坂と乃木坂の間の閑静な住宅街のど真ん中の古〜いマンションの地下であり、通りすがりの人がふらっと入ってくるような場所ではありません。 またフランスで修行はしてるものの、都内の有名フレンチ出身と言う看板がある訳でも無く、よくもこんな場所で始めたよなぁと。 裏返せばそれだけ自分の腕に自信があったのでしょう。 田中シェフに当時を聞くと、開店当初は誰も来なかったと(笑) しかしその旨さはジワジワ口コミで広がり、今は常連に愛される人気店に。 食べログ点数もいつの間にか、3.8台に登り詰め、最近はテレビに出演されるなど益々の活躍。 それなりにフレンチ食べ歩いた私の彼女のフレンチの印象ですが、完全にクラッシックですがその中でもかなり日本の味、食材を取り入れた個性的なフレンチでしょう。 決してモダンフレンチでも創作フレンチでも無く、あくまでも重心はクラッシックフレンチです。 そしてその1皿にはズッシリと手間暇かけた彼女の想いがガンガンに詰まっていて、食べ手にビシビシ伝わって来ます。 又フレンチなんだけど、何処かおふくろの味を感じさせる懐かしさとゆうか、ホッコリくるとうゆか。 そして外せないのがソムリエの男性。 寡黙で客と積極的に絡むタイプではありませんが、素晴らしい距離感となんとも言えないキャラクター。ちなみに彼はジロリアンです(笑) 背の小さな田中シェフと背の高いソムリエさんとの凸凹コンビ(笑)の抜群のオペレーション。 更に外せないのが、そのボリューム感とコスパ。 大食いの私はいつもダブルメインを食べてますが、一般の成人男性なら通常のコースで十分満足できるボリューム。そしてサービス税なし。 1度行けば必ずリピーターになる事間違い無しのお店です。
■本日の感想 今月はタンモアの3周年ですが、特に大々的にアニバーサリーコースとかうたってない所が、彼女らしい。 しかし今月メニューからは今までの彼女の感謝の想い、そしてこれからの熱意とバイタリティに溢れた内容。 彼女の主張がはっきり出ていて、何を食わせたいのかビシビシ伝わるフレンチです。 本日1番印象に残ったのは、ウサギとオマールエビのガランティーヌ。 高級なフランス産天然キノコのソース、キノコのソテーが兎に角激うま。 このキノコのお皿は、キノコ料理で有名な代々木上原『シャントレル』や、恵比寿『マッシュルーム』にも引けを取らない完成度でした。 食べ終わってフレンチビギナーの友人も今まで行ったフレンチで、1番美味かったと。 次回のタンモアも連れてけとせがまれるのでした(笑)
■本日のコースの内容は以下の通り。 (ダブルメイン8000円+3700円)※税込、サービス税無し
❶ヘネシーとフォアグラのパルフェ ブランデーで香り付けしたフォアグラのアイス、フォアグラのテリーヌ、フォアグラの泡、コーヒーゼリー、塩バターキャラメル
❷ 水ダコのカルパッチョ、たこ焼き仕立て たこ焼きの再構築で、彼女の得意技。 構成は、 西洋わさびのマヨネーズ お多福ソースを混ぜたフォンドヴォー 紅生姜 ネギのソース? 九条ネギ 鰹節のジュレ 青ネギ 天かすをイメージしたと言う、小麦粉のチュイル
まず薄切りの水ダコのカルパッチョが激うま。 そして全てを口の中にぶち込むと確かにたこ焼きを感じつつ、これがフレンチしてて素晴らしい。
ブリオッシュ、トリュフバター
❸ 仔牛タンのショーフロワ 一つは牛タンのソースピカント煮でキャベツ?で巻いた物。コルニッションの入った酸味の効いたソースがたまらない。 もう一つは仔牛のタンをハムにして、コンソメジュレで固めたもの。
❹ブイヤベース このブイヤベースも美味かった〜。 シンプルな料理だからこそシェフの腕前の差がはっきりわかります。 金目鯛、じゃがいも、モンサンミッシェル産ムール貝。
味変アオテムとして、グリュイエールチーズ、トースト、ニンニクサフランマヨネーズ(アイオリとは違うらしい)
❺茨城県産ダチョウとカツオのミキュイ、カボスのソース ダチョウとカツオと聞いて、一瞬怯みます(笑) がしかしこれが激うま。 燻製をかけたカツオとダチョウがこんなに合うとは。 ダチョウのハツ、明日葉のソテー、茗荷の酢漬け
イチジクと赤ワインのシャーベット
❻ウサギとオマールのガランティーヌ、フランス産キノコとモリーユのソース ウサギの背肉とお腹の肉でオマールエビを巻いて、豚肉の背脂の生ハム(ラルド)でローストしたもの。 2種類のソースで、黒いソースはトランペットのピューレ。茶色がモリーユ茸のソース。 とにかくキノコのパワフルな旨味、風味全開。 更にジロール茸などフランス産天然キノコのソテーの山盛り(笑) 正直このお皿の主役はキノコに感じるほど。
❼ シャヴィニョルと白味噌のグラチネ 本日2番目に印象に残ったもの。 シャヴィニョルと言う癖の強いヤギのチーズに、甘塩っぱい白味噌を入れたサバイヨンソースのグラタンでこれが激うま。 更にさつまいも、カシューナッツ、アプリコットが、入っていてこの組み合わせの完成度は素晴らしい。 ホタテとかと合わせて、温前菜で食べでも美味いかもと妄想を膨らませます。
❽ 梨と桃とバジル、スーズのジュレ スーズと言う苦味の効いたリキュールを使ったデセール。 ミルクのシャーベット レモンのムース、レモンのコンフィチュール バジルのソース
❾ ヴァンショー、ショコラとスパイス 前回に引き続き、ヴァンショーを事前にお願いしておきました(笑)
彼女の目標は60歳までシェフとして頑張る事。 まだまだ先は長いですが、私もこれからも応援していきたいお店。 予約困難店になっちゃったら常連としては悲しいけど(笑)
テイクアウトを除いて19回目の訪問です。 ほぼ毎月通ってますが、先月は忙しくて空けてしまい2ヶ月ぶりの訪問。 私の胃袋は完全に田中シェフに掴まれており、まるで遠距離恋愛している彼女の手料理を久しぶりに食べに行くようなワクワク感(笑) 平日夜にオヤジ1匹フレンチです。
■感想 毎月、明確なコンセプトの元にメニューを構成する田中シェフ。 今月はテーマカラーをメニュー毎に決めていて、正に映える料理の連続。 そして見た目だけではなく食べてもちゃんと美味い! 今回感動したのは、白をテーマにしたサーモンのミキュイと、赤をテーマにした仔鴨胸肉のロースト。共にそのソースが素晴らしい。 特に鴨胸肉のローストのソースの『ガストリックフランボワーズ』ですが、キャラメルの甘味、ビネガーの酸味そして苦味の素晴らしいハーモニーで超〜感動。これは唸りました。 最近鴨肉に萌えなくなってしまった私ですが、ソース1つでこうも印象が変わるのかと改めてフレンチのソースの威力と田中シェフのソースの力強さを思い知らされました。
また現在テレビ東京で絶賛放映中のドラマ『シェフは名探偵』に夢中の私(笑) 劇中必ず出てくるのが『ヴァン・ショー(ホットワイン)』であり、まだ飲んだ事の無い私は事前に田中シェフにお願いするのでした。 すると真夏に?と笑われましたが(笑) ちょうどアルコールペアリングの中にあるワインで対応可能だった模様です。 これが飲んでみるとまじで美味い。なんかホッコリ来ます。 お店によって味は異なるとの事でしたが、初めてのヴァンショーが田中シェフで良かったなぁと。 ビストロなんかでは定番らしいですが、田中シェフの『ヴァンショー』もお試しあれ。 又シェフは名探偵、フレンチ好きには絶対ハマりますのでオススメです。
■本日もディナー8000円にダブルメイン+3500円のコース内容は以下の通り
❶アミューズは緑 枝豆の冷製スープ、鯵のタルタル、 食べるとキュウリ、ピーマンの優しい青臭で爽やかさ全開!
❷冷前菜は黄色 ラタトューユアラモード。 本来刻んだ野菜をまとめて煮込むラタトューユですが、それをそれぞれ別々に調理した現代風のラタトューユ。 ズッキーニのエスプーマ、焼きナス、トマトのジュレ、パプリカのシャーベット、タマネギのムースで、良く混ぜて食べると正にラタトューユで夏野菜の甘味がたまりません。
❸温前菜は茶色 アナゴとフォアグラのフラン 今月のメニューで私が1番気になっていたメニュー。 食べると期待通りの旨さに感動。 特になんかのお酒に漬け込んだフォアグラが、ツーンと舌を刺激してたまらない。 甘めのソースペリグーとアナゴは当然相性200%。
❹魚料理は白 ホワイト富士山サーモンのミキュイ、マッシュルーム、ラルド(豚の背脂)、カリフラワー、白いトウモロコシ これも感動。 トウモロコシの甘味とソースベルモットの素晴らしいハーモニー。
❺リキュールのシャーベット 八角のような風味のソルベでお口直し。
❻肉料理その1は赤 出てきた瞬間その美しい赤で統一された色合いに萌えます。
鴨胸肉のローストのソースの『ガストリックフランボワーズ』 モモ肉は、カスレを赤パプリカで包んだピキオスと食べます。 田中シェフのカスレは折り紙付きであり、これも美味い!
❼肉料理その2は、黒 牛(鹿児島県薩摩の黒毛和牛)と徳島県産黒鮑のブリック包み焼き、アワビの肝のソースとひじきのソース 出てきた瞬間、『ラブランシュ』田代シェフの牡蠣の真っ黒焼きを彷彿させる真っ黒さ(笑) 食べるとキャラクター色の強い牛やアワビにブリックが負けてません。 どうやらブリックにはイカ墨が練り込んであり、そのコクがいい仕事をしてます。 ネギのクリーム煮も侮れない旨さ
❽チーズは橙色 エポワス、カボチャ、オレンジ ウォッシュ系の癖のあるチーズらしいですが、相変わらず田中シェフの作るのは食べやすい。
❾デセールは青色 青い海と白い砂浜をイメージしたとの事。 チャイナブルーはライチとグレープフルーツのカクテルのジュレ ピニャコラーダとゆうココナッツとパイナップルのカクテル モヒートのかき氷 フィンガーライム
➓ヴァンショー デセールに合わせて目の前で田中シェフが作ってくれました。 ワインを温めてそこにカットしたオレンジを入れて煮詰めてアルコールを飛ばします。 最後にレーズンや干し葡萄など8種類のスパイスを加えて完成。 日本人に合わせて軽めのスパイシーさにしてるとの事で、スパイスの苦手な私にはどストライク。 次回も頼みたい(笑)
11.お茶菓子は桃色 ベリーのムースと柴漬け
次回は、夏恒例の企画物だそうです。
テイクアウトを除いて18回目の訪問。 今月は、昨年食べて感動した牛タンを食べにやって来ました。 雨の降る平日夜にオヤジ1匹フレンチです。
■感想 この日は珍しく私1人の貸切タンモア。 私が通っているフレンチは何処も禁酒令の影響で閑古鳥が鳴いており特に夜のダメージは相当。タンモアも例外では無いようです。 お酒を一滴も飲めない私には禁酒令は全く影響ないのですが、やっぱりワインとフレンチは切っても切れないのでしょうか。
今月のテーマは、『テール・メール』。 フランス語で山と海と言う意味らしく、海の幸と山の幸の組み合わせで、田中シェフらしい食材と味覚の組み合わせのオンパレードであり、今回はかなりフレンチ割烹寄りに振り切ってるような印象でした。 そんなコースで本日1番印象に残ったのは、やっぱり牛タンのロースト。 去年はマデラ酒のソースでしたが、今年はいしるのソース。 食べると1年前の記憶通りブリブリとゆうかシャキシャキとゆうか牛タン特有の繊維質を感じる素晴らしい食感。 そして噛み締めるたびに口の中は永遠に旨味に溢れ、これは白メシと食べたくなる旨さでした。 この厚みでこれだけの柔らかさとシャキシャキ感を両立しているのはマジで素晴らしい。 これは牛タン専門店も顔負けの旨さです。
■本日のディナーコース8000円にダブルメイン3700円の内容は以下の通り
❶大山どりとホタテ、レタス、アサリのジュレ
❷カツオとブレザオラ、ソッカのミルフィーユ バジル、トマト、オレンジのヴィネグリットを使用していてプロヴァンス風に仕上げたとゆうメニューで、色合いが素晴らしい。
❸仏産乳飲み子羊のサラダ仕立て、ソーストンナート コンセプトは、乳飲み仔羊を魚の旨味で食べようと言う事です。 こちらも見た目の鮮やかさが、気分を盛り上げます。
❹青森県産メバルのポワレ、タコのリゾット、チョリソのピュレ コンセプトは魚をチョリソーの旨味で食べるとの事。 タコの旨味の出たリゾットは間違いのない旨さで、メバルとの相性は抜群で美味い。
❺仏ランド産小鳩ムネ肉のロースト、モモ肉のピーナッツ衣のカレー風味、テバ、砂肝、ハツの内臓類をコンフィにしてアシタバで巻いたもの。 エビとココナッツのアジア風ソース
❻国産牛タン 1皿目:牛タンのロースト
2皿目: 牛タンの煮込み スルメイカのコンソメで食べます。 更に新ゴボウとカブでこれは見た目も味も和食(笑)
❼青ノリとカマンベールのタルトシトロン 青のりを練り込んだタルト生地とレモンクリームとメレンゲのムース。
❽メロンと苦味 感動したデセール。 新生姜のコンフィチュール メロンの甘味に、ウォッカを加えたシャーベットの切れ味とアペリティフ(リキュール)のジュレの苦味、ヨーグルトの酸味の足し算レシピで、これは素晴らしい完成度。 資生堂パーラーでも出せます!
❾グリン・ア・ラ・モード グリーンピースとミントの組み合わせが秀逸。 日本人の大多数が嫌いなグリーンピース。 あれはひとえに子供の頃に給食で食べた不味いグリーンピースが原因と思われ、本当のグリーンピースがどれだけ美味いことか。
本日は貸切なので、まるで友人の家で食事しているようなアットホーム感で、居心地も最高でした。 月毎に変わるメニューを楽しみに毎月通ってる赤坂にある女性シェフのフレンチレストラン。 テイクアウトを除いて本日で17回目の訪問。 4月は春の食材を使ったビストロメニューの再構築。ホームページで今月のメニューを見るとメインにフォアドヴォー(レバー)の文字が。 実はレバーが苦手な私は今月は行くのは諦めようかなぁと迷います(笑) しかしもう一つのメインに牛頰肉とうなぎの赤ワイン煮込みとあるではないですか。 田中シェフの赤ワインソースは折り紙付きの旨さであり、更に私の大好物のうなぎまで入っていて、結局この引力に負けて予約を入れてしまう私でした(笑)
■感想 いや〜来て大正解でした。 田中シェフの牛頰肉の赤ワイン煮込みは、昨年の4月の緊急事態宣言中にテイクアウトで食べましたが、家でレンチンして食べても感動したのを覚えております。 今回は出来立てホヤホヤであり、私の田中シェフの赤ワイン煮込みの記憶を更に飛び越える旨さ。酸味がキリリと立った鋭い切れ味であり、私もあちこちで散々頰肉赤ワイン煮込みを食べてますが、これはNo.1の旨さです。 更にパワフルなうなぎ独特の香り旨味が加わり、このメニューは食べるべきメニューでしょう。
■本日のディナーコース8000円(税込)+ダブルメイン3700円(税込)の内容は以下の通り。
❶ポワロービネグレットとニシン ポロネギを蒸したものにハイビスカス入りのビネガーソースと燻製ニシンのクリームと揚げたネギ。 ネギの甘味、ビネガーソースの酸味、ニシンの旨味臭みの素晴らしいハーモニー。 ネギの甘味噌あえに近い印象であり、これで白飯食える(笑)
❷砂肝とレンズ豆、マグレ鴨のサラダ 構成はコンフィーにした砂肝、レンズ豆の煮込み、燻製をかけてローストしたマグレ鴨で、3つのサラダを1つにまとめたとの事。 フォアグラを取り出した後の鴨であるマグレ鴨ですが、旨味が強く更に燻製が効いていてやけに美味い。 また菜の花のソース、ルッコラのシャーベットが素晴らしいハーモニー。
ブリオッシュとバター。 ブルーブルギニオンと言うビストロの定番バター との事で、パセリ、ニンニク、チーズのバター。
❸ブーダンノワールとタルト・タタン 定番の組み合わせですが、とにかくデカイ(笑) 通常スプーンひと口サイズでアミューズで出てくる事が多いと思いますが、この大きさは人生で1番でかいブーダンノワール(笑) タン、豚足、耳を使用して更に豚の血の臭さは抑え気味で食べやすいので、このボリュームでももたれません。 ビーツのソース、マスタードソース。
❹白身魚とソースグルノーブル 説明によるとグルノーブルソースとは焦がしバター、クルトン、レモン、ケッパーで作られるとの事ですが、今回はクルトンを春巻きに変えてスズキと芝エビのムースを春巻きのように巻いた物。 ソースは確かに力強くて美味い。更にスズキの旨味も強くてソースに負けてません。
❺北海道産牛頰肉と鹿児島産うなぎの赤ワイン煮込み カブやマッシュルームの白と、グリーンピースと空豆の緑が映えて正に春爛漫であり、ビジュアルがとても美しい。 うなぎは煮崩れしないように一つ一つ丁寧に網脂で巻いて煮たとの事で、まるで秋刀魚の煮付けのような太さと食べ応えで素晴らしい。 いつか赤ワインをたっぷり効かせた田中シェフのハヤシライスを食べたいと思うのは私だけでしょうか(笑)
❻ブルターニュ産仔牛のフォアドヴォー(レバー)とアリゴ、マルサラソース 出てきたお皿を見ると今季1番太いロワール産のホワイトアスパラガスにテンション上がります(笑) ソースはイタリアシチリアのマルサラ酒を煮詰めたソースでそれをたっぷりつけて、恐る恐るフォアドヴォーを口に入れるとこれがびっくり、レバー特有の味がしません。 シェフの話では仔牛のレバーの香りは弱めだとの事。 更にステーキとゆうか、ポワレとゆうかさっと火入れしただけとゆう事で、火の入ったレバー特有の血生臭さが無く、フワフワトロトロの食感。 更にオレンジとニンジンのピューレが、更にレバー臭を押さえ込んでいて、これはレバーな苦手な私でも食べやすい仕立てでびっくりです。 これはレバーが苦手な方でもいけますね〜。 アリゴとはジャガイモイモにチーズを加えた濃厚なマッシュポテトでこれも激うま。
❼ブリアサヴァランのイルフロッタント カスタードフロマージュのスープ、メレンゲ、 フランスの有名な美食家にちなんで命名されたチーズのブリアサヴァランのムース
❽パリヴレストとリオレ その昔フランスのパリ〜ブレスト間の自転車レース開催記念に作られたリング状のシューにプラリネのクリームを詰めたお菓子。 甘すぎず、大きさもちょうどいい。 リオレとはお米をミルクで煮たお菓子との事で、今回はそれをアイスにしたとの事。 お米の優しい甘味。 そして米焼酎をスプレーして香りを追加。
❾ハイビスカステォ
➓ミニャルディーズ チョコレートのクリーム、パリパリのチョコレート、ラム酒のジュレ
2019年11月に初訪問して以来、毎月変わるメニューを食べるために通って、本日でテイクアウトを除いて16回目の訪問。 前回の2月訪問時に田中シェフから『3月はうさぎが入りますけど』と言う言葉を思い出し、1週間前に予約確認と合わせて、大好きなリエーブル・ア・ラ・ロワイヤルをおねだりすると、シェフから『散々他のお店で食べてるからいいでしょ?』と嫌々オッケーが出ます(笑) 今シーズン、恵比寿『セリエ』と六本木『オルタナティブ』で、リエーブル・ア・ラ・ロワイヤルを食べましたが、どうしても田中シェフのソレが食べたかった私。 平日夜にオヤジ1匹フレンチで突撃です。
■感想 過去に食べた彼女の作る牛頰肉の赤ワイン煮込みや猪のシヴェなどはどれも絶品であり、同じく赤ワインを使って煮込むリエーヴルアラロワイヤルも美味いだろう言う私の予想は間違いありませんでした。 メイン2皿目で到着したお皿を見るとまずそのソースの量に感動(笑) 私のリエーヴルアラロワイヤル歴において過去最強のドバドバ感です(笑) 見た目的にはかなり黒く、そして素晴らしいテカテカ感(ミロワール) 食べるとマイルドで優しい味わいで田中シェフらしいリエーヴルアラロワイヤルであり、期待を裏切らない味で大満足でした。タンモアは1か月熟成させた野ウサギを仕込んで10日間くらい寝かしたもので、熟成浅めの番人受けするライトな仕上がりにしているとの事で食べやすい。 それにしてもリエーヴルアラロワイヤルは、各店舗で味が異なりそこがたまりません。 今シーズンあと2店舗にリエーヴルの予約を入れているのですが果たしてどんな味わいを堪能できるか楽しみです。 尚タンモアのリエーヴルアラロワイヤルは、数量限定につき、今シーズンはもう完売らしいので、食べたい方は来シーズンまで待ちましょう(笑)
■いつものディナーコース(8000円税込)に、メインを、仔羊のローストとリエーヴルのダブルメインのコース(+3700円)内容は以下の通り。
❶新玉ねぎのデグリネゾン タマネギのいろいろな食感を楽しむ一皿。 シャーベット、ジュレ、ムース、サラダ、フリットのなんと5種類。 タマネギの甘味を思う存分味わえて、タマネギ大好きな私にはのっけからストライクなテイスト。 ちなみにデグリネゾンとは説明によると、1種類の食材をいろいろな調理法でアプローチする事だそうです。
❷サクラマスと春キャベツのプレッセ ペルノーと言うハーブのお酒とグレープフルーツとフェンネルを混ぜたビネグレッドソースは、爽やかで相変わらずの旨さ。 またこんがり焼き上げたサクラマスの皮が最高に合う。
❸牛ハツとホタルイカ、フキノトウのクリームソース 海と山の食材の組み合わせ。 個性の強い食材同士でコレは大人な味わい。
❹桜鯛と桜海老 小籠包のような中には筍とワカメ、桜海老、桜鯛と言う春の食材がぎっしり入っていて、食べると筍、桜海老のシャキシャキした食感が猛烈にたまりません。 また鯛のアラと豚骨から取った白湯スープが濃厚でコレは唸る旨さ。
❺フランスピレネー産乳飲み仔羊のロースト ジビエのパイ包み焼きと迷いましたが、ソースがリエーヴルと被るのでこちらをチョイス。 以前は羊の独特な香りが苦手な私でしたが今ではすっかり好物に(笑) ヒレ肉、背肉?のローストは、乳飲みだからか独特な香りは弱めでなんかミルキーな香りがするのは気のせいか(笑) また蛤と焦がしバターのソースが相変わらずのパンチ力で、肉の味を1方向へ持っていきます。 更に付け合わせのバラ肉と蛤から作ったソーセージが、ハンペンのようなプリンプリンの食感で激うまです。
❻リエーヴルアラロワイヤル 野ウサギの背肉、ヒレ肉をロースで巻いて更に網脂で巻いて棒状にして、刻んだフォアグラや赤ワイン、血、野菜などで長煮込んだもの。 とにかく手間のかかるメニューで、感謝感謝です。 重たいリエーヴルに、さっぱりしたサラダもつけてくれて、コレまた憎い心使い。
❼シェーブルと梅酒のパルフェ ヤギのチーズのムース、蜂蜜のジュレ、梅酒のシャーベット、赤紫蘇、カリカリ梅 チーズが苦手な私ですが、毎回田中シェフのチーズデザートは、目から鱗の旨さ。 ヤギのチーズはライトで、梅尽くしの何という一体感。 これ素晴らしいです。
❽桜にまつわるエトセトラ 出てきてびっくり、わたあめがドーン(笑) ふわふわのわたあめに桜のリキュールで作ったシロップをかけると、わたあめが溶けていきます。この演出がなかなか面白い。 構成は 桜の葉っぱのアイス イチゴのムース フレッシュのイチゴ 桜の花のエスプーマ 桜のチョコクッキー 桜の葉っぱ風味の杏仁豆腐 見た目だけではなく、食べるとコレまた素晴らしい一体感で、1つのベクトルを指していてストレートに美味い。 桜にシンパシーを感じる日本人にはたまらない一皿。 他のお店では体験した事ない味わい。
❾空豆のエクレア
もう家で家族と食べているようなリラックス感。 田中シェフやソムリエさんと話していたらあっという間に8時。 時間が足りない(笑) 毎月の変わるメニューを楽しみに通い続けて、気づけば本日でテイクアウトを除いて15回目の訪問。 本日はオヤジ1匹フレンチで、ディナーでの訪問です。 昨年の2月はアルザス地方シリーズでしたが、今回は範囲を広げて北フランスの郷土料理特集。 田中シェフがフランスでの修行時代に現地でちゃんと習得してきた、フランス各地方の本物の郷土料理の味。 オーソドックスなクラッシックもいいですが、こうゆう郷土料理もパンチが効いていて実に美味かったですね。 15回も通ってるとそろそろ飽きてきそうですが、こうゆう引き出しの多さで、リピーターを全く飽きさせない田中シェフのお料理の数々には毎回驚きです。 またこんだけ食べてると、まるで母の味のような感覚になってきます(笑) 胃袋にしっくり来るというか、この味を胃袋が自然と求めると言うか。 結局、来月の予約を入れて帰る私でした。
■本日のディナー8000円(税込)に、ダブルメイン追加(3700円)
❶蕎麦粉のガレット ブルターニュ地方のガレットの再構築 蕎麦粉のチュイルに、ウズラの温玉とチーズのムースと生ハムの出汁のジュレ。 普段あんまりガレットとか食べに行かない私ですが、スタートとしてじつにホッコリくるうまさです。
❷トリップアラモード ノルマンディー地方の牛もつ煮込みの再構築 本日1番印象に残った一皿。 牛もつのフリットや春巻きの塩気と、野菜、フレッシュのリンゴ、焼きリンゴの甘味、酸味の組み合わせで、実に素晴らしい。 田中シェフの甘い、塩っぱいの組み合わせはいつも、感動させられます。
自家製ブリオッシュと今回は海藻バターを作ったとの事。
❸牡蠣とリードヴォー(仔牛の胸腺)のフリカッセ ブルターニュ地方の郷土料理。 コレは見た目から美味そうかヤツでしたが、食べると濃厚なマロワールチーズのソースと牡蠣のハーモニーが、当然ながら激うまです。
❹ジャガイモで包んだヒラメとノルマンディー風ムール貝のソース ノルマンディー地方の郷土料理。 ジャガイモの甘味と塩気の効いたヒラメの組み合わせは、優しいしみじみとした旨さ。 そこにムール貝の白ワイン蒸しにクリームを入れた濃厚なソースが加わり、強弱つけてきてコレが激うま。
❺スコットランド産山ウズラ 胸肉のロースト、ソースルーネアーズ 本来はルーアン鴨とその血で作る料理のウズラ版との事。 付け合わせのキノコとウズラとソースの相性が実に良い。
モモ肉のベックオフ 蓋をパンで固めて器ごと煮込んだ物。 ウズラの出汁とジャガイモ、玉ねぎ、野菜の甘みのハーモニーで、コレはほっこり来る旨さ。
❻和歌山県産猪3種黒ビールのソース ロースト、自家製ソーセージ、バラ肉の煮込み。 特にソーセージが激うま。手間暇かけて作っただけある素晴らしい味わいです。 また相変わらずシュークルート(アルザス地方の塩漬けにして発酵させたキャベツ)が激うま。 おかわりしたかっけど、この時点で私はの胃袋を使い果たしました(笑) 西洋ワサビとマスタードでの味変もいいです。
❼マンステールとパンデピスのタルト
❽ガレットブルトンヌ、グリオットのスープ 恥ずかしながら、ガレットブルトンヌ=ブルターニュのガレット(クッキー)だと初めて知る私(笑) 塩バターキャラメル発祥の地なので、そのムース ヨーグルトとカルバドスのシャーベットで、とにかく塩気がたまりません。
❾ハーブティとお茶菓子 甘いお米のリゾット。これが甘酒好きな私には実にしっくりきます。〆にはもってこいな感じ。
本日もダブルメインで腹パンでした。 2ヶ月ぶりの訪問。 昨年1年間、月1で通わせて頂きましたが、12月はいろいろ予定が重なり2ヶ月空けるのは初めて。 1年間通い続けると私にとってはもはや母の味であり、なんか無性に田中シェフ(女性シェフ)の味が恋しくなるのでした。 今月のメニューを見ると昨年の1月に食べて感動したウリ坊のシヴェがあり、ワクワクしながらオヤジ1匹フレンチでランチの訪問です。
■感想 いや〜通い始めてテイクアウト除いて本日で14回目の訪問ですが、過去1番の感動メニューでした。 日本の食材をうまく取り入れるのが得意の田中シェフですが、本日は塩辛、塩麹、酒粕、べったら漬けなど日本らしいと言うか、癖のある強烈キャラクター揃い。 しかしそれがとんでも無い味に化けてます(笑)明確なテーマを持って作られており、それがビシビシ食べ手に伝わる、わかりやすい味のベクトル。そしてちゃんとフレンチしてます。 特に感動したのは、金目鯛のポワレで出てきた塩麹の白ワインソース。 これには新年早々、ガーンと頭をぶっ叩かれました。 今年は2ヶ月に1回ペースで通おうと思ってたのに、こんな美味いの食べさせられちゃうと又月1で通っちゃいそうです。正に胃袋を田中シェフに掴まれてしまいました(笑) タンモアにまだ行かれた事の無い方や、2回目以降の方も今月のメニューは絶対体験すべきメニューでしょう。 正月休みで充電した田中シェフのパワー全開メニューが堪能できますよ!
■本日もいつものディナーコース8000円にダブルメイン+3700円で。 この金額は税込でサービス税は無く、相変わらずのコスパです。 コース内容は以下の通り。
❶ ガルビュール インゲン豆と生ハムの出汁のスープとチョリソーを練り込んだお餅のコロッケ。 コロッケの香ばしい香りとガルピュールの素晴らしいハーモニー。
❷ 菜の花 3種類の旨味で味わって欲しいと言う田中シェフのコンセプト。 ・イカの塩辛のエスプーマ ・セルヴェルドカニュ。リヨンの郷土料理でフロマージュブランとエシャロットや香草で作るソース ・軽く火を入れたツブガイ もう菜の花の季節かとハッとします(笑) この3種と菜の花の相性が素晴らしくベラボーに美味いです。 特に塩辛のエスプーマは強烈なインパクトでこれは唸る旨さでした。 一歩間違えば生臭くなるギリギリを攻めたソース。田中シェフの度胸というか、チャレンジングな精神に感動です。
❸ ジビエのバロティーヌ キジ、カモ、背脂、キノコのパテでクセがなく食べやすい。 ジビエの出汁から取ったコンソメジュレと市田柿のコンポート、コルニッションと食べるとお見事なハーモニーです。
❹ 白身魚のポワレ 本日1番感動した1皿。 静岡県産の金目鯛を塩麹に付けてからポワレにしたもの。 そして塩麹の白ワインソースで食べるのですが、このソースが強烈。 昨年六本木『オルタナティブ』で食べたソース・アルブフェラに続く衝撃の旨さでした。 付け合わせのダイコンの煮物、べったら漬け、カイワレダイコンも加わると、トータル感は正に西京付けをイメージする味わいであり、マジで白飯が欲しくなる一皿でした(笑)
❺ 白子を包んだウズラ 埼玉県産家禽のウズラでなんとエトフェ(窒息)との事。このウズラの身がブリブリしていて味も濃厚で実に美味い。 ソースはブランダードと言われる白タラとジャガイモのペーストと焦がしバター2種のソースで濃厚であり、食べた感マックスの料理。 更に提供前にふりかけられた、レモン、タイム、唐辛子の一種のピマンデスペレットの香りが全面的に広がり、見た目の鮮やかさ、濃厚な味わい、爽やかな香りの多重攻撃の一皿で素晴らしい。
❻ うり坊(仔猪)または熊肉のシヴェ 事前説明で、和歌山県産ウリ坊にするか長野県産の熊にするか残酷な選択を迫られます(笑) 昨年食べて感動したウリ坊も食べたいし、熊にチャレンジもしたいし、散々迷うも一途な私は結局ウリ坊に。 しかもウリ坊だと、シヴェとローストの2皿構成だし(笑)
その1 バラ肉を巻いて、赤ワインと血で煮込んだシヴェ。 テカテカに輝くチョコレート色のソースが美しく、昨年の記憶と今年の期待を裏切らない味で、1年ぶりの再会に涙です(笑) ジャガイモとニンニクのピューレも相変わらずの旨さ。フランス産の栗の甘味で味変。
その2 肩ロースのロースト紹興酒のソース パリパリに焼かれた皮の脂身の旨味と甘味が素晴らしい。
❼ あん肝、ミモレット
❽ ババ・オ・ラム、柑橘のトリオ 本日のデセールもストライクメニューでした。 ラム酒に漬けたブリオッシュであるババに、愛媛マドンナ、土佐ブンタンの身と皮、宮崎のキンカンの柑橘類の爽やかさを合わせ、更にオレンジの果汁と皮のクリームの甘味。 更に塩バターキャラメルアイスの塩味を加えて、正に絵に描いたような組み合わせですが、マジで美味かった〜。 カウンターデセール顔負けの完成度でした。
❾ ハーブティー
➓お茶菓子 酒粕のブランマンジェ、奈良漬け 最後までキャラクター濃いめのメニューは続きます。 しかしこの酒粕、ブランマンジェ、奈良漬のハーモニーが、超絶美味い。
ダブルメインにしたのもありますが、ボリュームも満点(笑) いや〜素晴らしい満足感でした。 なんか更に田中シェフの味のレベルが1段上がったような印象を受けた今月のメニューでした。 来月も宜しくお願いします。
昨年11月にこちらを初訪問してから、田中シェフの味にすっかりハマってしまった私は、月1で変わるメニューを食べるために通い続けてしまい、気づけば今回で丸1年経ちました。 本日でテイクアウトを除いて13回目の訪問。 先月で1年間のメニューを全て制覇しので、今月は空けようかなぁと思っていたのですが、今月のメニューを見るとなんとキジ。 去年初めて当店を訪問してその味わいに衝撃を受けたメニューであり、結局また来てしまいました(笑) 日曜日のランチにオヤジ1匹フレンチです。 メニューはいつも通り、ディナー8000円のコースにダブルメイン+3700円で予約を入れました。
■感想 相変わらずフレンチと日本の食材の融合で、ちゃんとフレンチしていて美味い。 その中でも今回1番感動したのが、キジモモ肉のアップルパイ。 ジビエのパイ包み焼きは散々食べて来ましたが、何気にりんごと合わせて食べたのは初めてかも。 パイ包み焼きと言えば、通常ならフォアグラが入っているところですが、このリンゴが実にいい仕事をします。 塩気の利いたモモ肉と、火の入ったトロトロりんごの甘酸っぱさの見事なハーモニー。これは美味かったですね〜。 更に付け合わせのサラダも一緒に口の中に放り込むと、これぞフレンチと言った複雑な味わいでたまりません。 なおフランス産のキジですが、フランスのコロナとロックダウンの影響で30羽しか入らず、先着順との事なので食べたい方はお早目に。 来月はジビエシーズンとゆう事で、蝦夷鹿と青首鴨の予定との事です。
■本日のコース内容は以下の通り
❶ブーダンノワールと里芋のクッキーサンド
❷鯖、鴨、柿、ビーツのソース しめ鯖のサッパリ感と鴨のハムの燻製の香りとビーツの甘味の見事ないハーモニー。
❸牡蠣の春菊のショーフロワ ・牡蠣のソルベと春菊のヴェルーテ 実は春菊があまり好きでは無い私ですが、食べると、アサリの出汁の利いた牡蠣のソルベと、春菊のヴェルーテはそんなに臭くなく、実に美味い ・牡蠣のグラタン こちらはモロ春菊が入ってるのですが、不思議と臭く無い。そしてグラタンにした熱々の牡蠣は旨く無い訳が無く、冬を感じる一皿。
❹カブのデクリネゾンと白身魚のヴァプールと共に 白身魚に白エビのムースとカブの薄切りを巻きつけ蒸した一皿。そこにカブから出汁を取ったスープ仕立て。
❺熊本県産馬肉ヒレのロースト 馬肉そのものにそんな力強い味はありませんでしたが、早生みかんのソースとタルタルが異様に美味い。 また、馬肉のスジ肉とゴボウを煮込んで小松菜で巻いた物は豚足のようにまったりと絡みつく濃厚な旨味。
❻キジ胸肉のロースト 出てきたお皿を見た瞬間、笑顔になるヤツです。見るとお皿に並々とフォアグラソース(笑)思わずシェフにスプーンを要望してしまいました。 食べるとキジの胸肉と下仁田ネギがこんなに合うとは。濃厚なフォアグラソースと素晴らしいハーモニー。
❼キジモモ肉のミニアップルパイ
❽モンドールとジロール 説明によるとモンドールチーズは、10月〜3月までの冬しか食べられないチーズとの事。 中にジャガイモとニンニクのピューレが入っていて、チーズ嫌いの私でも全く臭くなくて、相変わらず、田中シェフのチーズメニューは美味いです。
❾栗とほうじ茶、フレンチコネクションのアイス、生姜のアイス ほうじ茶のムース、ほうじ茶のクッキー、カシスのエスプーマ、ソテーしたフランス産の栗、フレンチコネクションとゆうカクテルのアイス。
➓ユリネと柴漬けのミニモンブラン 田中シェフのお茶菓子には良く柴漬けが登場するのですが、これまたジャスフィット(笑)
昨年の11月から月1で通っている女性シェフのフレンチレストラン。 本日でテイクアウトを除いて12回目の訪問であり、皆勤賞でしょうか(笑) 平日夜にツレと訪問していつものカウンターに。 当店のディナーは、基本的に8000円のコース一本勝負。 メインを2種類からの選択で、追加料金でダブルメインにできます。 ツレはメインにブルターニュ産仔牛ヒレのブリックを選択。 人より多く食べる私はいつものダブルメインにして、仔牛と山鳩の両方を堪能します。
■感想 いや〜今月のメニューは、来てました♪ その月によって当然好みで多少の出っこみ、引っ込みありますが、今月のメニューは全て私にはストライクでした。 特に印象に残ったのは、メイン1皿目のブルターニュ産仔牛ヒレのブリックとバラ肉のブランケット。 緊急事態宣言下のテイクアウトで食べた、牛ホホニクの赤ワイン煮でも感動しましたが、田中シェフのこうゆう煮込み系は、間違いの無いうまさです。 トロトロに煮込まれていて母の味わいのようにハートに沁みますね。 正直、白飯が食べたかった(笑) また今回は久しぶりにボリュームも凄かったです。 当店のディナーメニューのダブルメイしか食べた事のない私ですが、ここ数回は余裕がありました。 しかし本日はマジで腹パン。 ツレはソフトドリンクペアリングにしていた影響もありますが、ヒレ肉のブリックを残す始末。 普段なら救援に駆けつける私も、今回はギブアップでした(笑) このクオリティとコスパとボリュームは、食いしん坊な田中シェフのお店ならではです。
■本日のコース内容は以下の通りです。
❶カボチャとバルサミコのショーフロワ ・カボチャのムースにバルサミコのジュレ ・カボチャのポタージュに、バルサミコを煮詰めてソース状にしたもの。 カボチャの甘味とバルサミコの酸味の見事なハーモニーで、私は特にポタージュに超〜萌えました。美味い。
❷冷製ブイヤベース 普段コースばかり食べている私はそんなにがっつりブイヤベースを食べたことがありません。しかも冷製仕立ては初めて。 スズキ、赤エビ、モンサンミッシェルのムール貝を冷製マリネにして、ジャガイモのピューレ? そこに出汁をかけて食べるのですが、これが唸る旨さです。また、見た目もとても美しい。
❸フォアグラと鴨肉のモンブラン 見た目は完全にデザートです(笑) 外側は本当にマロンペーストで、中にフォアグラのテリーヌと鴨の赤ワイン煮込みが入ってます。 恐らくフォアグラと栗を一緒に食べたのは初めてでしたが、甘さとしょっぱさとフォアグラの脂感の混ざり合った素晴らしいハーモニー。 美味いです。
❹伊豆下田の金目鯛のポワレ、ゴボウと焦がしバター フリットにしたゴボウ、ピューレにしたゴボウ、角切りにしたゴボウの3種類のゴボウに、パリっと焼かれた皮の香ばしさが見事に噛み合います。素晴らしい。 田中シェフの料理にはよくゴボウが出てきますが、本当に毎回うまい使い方をします。
❺ブルターニュ産仔牛ヒレのブリック、バラ肉のブランケット ・ヒレ肉を春巻きのような薄皮(ブリック)で巻いて揚げたもので、ブリックが実にいい仕事していて、噛むと閉じ込められたヒレ肉の旨味が口の中にジュワーと広がります。
・仔牛のバラ肉とその出汁とクリームで煮込んで、更に椎茸、舞茸、シメジの旨味を加えたもので、ビーフストロガノフのような濃厚さで、とにかく美味すぎる。
❻フランス産ピジョンラミエ(山鳩)胸肉のロースト、ソースサルミ 田中シェフの真骨頂はやっぱりソース。 このサルミソースはやばかった。ブリオッシュで一滴残らず食べ尽くします。
忘れてましたが、もう一皿ロールキャベツが出てきます(笑)
モモ肉のロールキャベツ、ジビエのコンソメと共に 田中シェフのコンソメのレベルは相変わらず高いです。
❼フルムダンベールのムース、蜂蜜レモンのジュレ、シャインマスカット、セロリ 私の嫌いなブルーチーズ、セロリが入ってましたが、サラッと行ってしまいました。
❽ヴァローナ社のチョコレート チョコレートクッキー、チョコレートムース、ガナッシュの仕立て。 刻んだイブリガッコが入っていてのその燻製の風味とチョコレートがこんなに合うとは! 素晴らしいハーモニーです。 コーヒーアイスクリーム。 追いスコッチもあり。
❾カフェ
➓ミニャルディーズ 串カツ田中(笑) まさかの最後に串カツ! かと思いきや、 銀杏、レンコン、さつまいもをクランキーチョコレートのような粒々で覆ってます。 見た目は見事に串カツ。 しかし食べるとこれがハマる旨さです。 これは定番アミューズで出しても良いくらいのレベルでした。 特にレンコンとチョコレートの相性が、こんなにいいとは、驚きです。
という事で今月のメニューは、間違いありません。 タンモア初体験の方も、再訪の方にも今月のメニューは、オススメメニューです。 12回も行ってる私が言ってるので間違いありません。
昨年の11月に初訪問してその味に感動。 以来月1で通っている女性の田中シェフのフレンチレストラン。 今月でなんと開店2周年記念とのことであり、コレは行かないわけには行きません。 今回でテイクアウトを除いて11回目の訪問になりますが、わたくしが感じる当店のセールスポイントは以下の3つ。 まずは田中シェフの圧倒的な引き出しの多さ。 フランスでガッチリ習得してきたテクニックと、日本の食材、味覚をうまくアレンジして、他店では決して味わえない味わいに出会えます。 決してモダンフレンチとかではなく、根底にあるのはどクラッシックであり、田中シェフのソースはどれも素晴らしい。 次に、女性シェフなのに大食いの私でも満足できるそのポーション。 一般的な成人男性には、十分満腹感を得られるでしょう。 最後にコスパの良さです。通常ディナーコースは税込8000円と言う潔い価格設定。その上で物凄いボリュームと素晴らしいクオリティです。 更にソムリエのお兄さんがいますが、サービス税はとりません。
日曜日のランチにオヤジ1匹フレンチで訪問すると、コロナ対策で減席してますが本日も満員御礼とのことで、私も自分の事のように嬉しいです。 聞くとだいぶお客さんも戻ってきたとの事。また2周年記念とゆう事で、常連客も多いでしょうか。 コロナ前の3月まで順調に人気も評価も上げてきたお店であり、コロナによる自粛ムードが無ければ、今頃は予約困難の大人気店になっていてもおかしくないお店だと私は思ってます。
■本日もいつものようにランチにデォナーメニュー8000円に追加でダブルメイン3700円の内容は以下の通り。
❶フォアグラのテリーヌ、フォアグラのエスプーマ、奈良漬、コーヒーパウダーをかけたパフェ仕立てで、見た目ティラミスです。 フォアグラと奈良漬の愛情の良さを堪能。
❷軽く燻製したカツオのミキュイ、茗荷、梨 サーモンのミキュイは良く食べますが、カツオは初めて。カツオ臭さが全くなく、カツオと相性の良いものでまとめたサラダ風の仕立て美味い。
❸テッドドフロマージュのブリック、青ナスのピューレ 豚の頭部を煮込むテッドドフロマージュ。私は以前四谷の『北島亭』と恵比寿の『アーティショー』で食べましたが、コレが実は美味い。 今回はタン、耳、豚足の煮込みを包んで揚げたもので、旨味が凝縮されてます。 青ナスのピューレ、コルミか二ッション、ケッパー、西洋山葵のクリーム、トマト
❹アオリイカとアタリメの冷製コンソメ、冬瓜 軽く火入れした半生のアオリイカは、全くイカ臭さがありません。また得てしてエグ味の出そうなコンソメも透き通っていて美味い。
❺フランス産ウサギの背肉、太刀魚、パンチェッタのロール、大根、カボスのソース 焼き魚とダイコンおろしとカボスをイメージしたとの説明通り、食べるとそのイメージが浮かびます。カボスのソースが素晴らしい。
❻さつま福永牛ミスジとウニのパイ包焼き、甘味の利いたマデラソース 火の入ったウニのアシスト感が良くわからなかったかなぁ。
❼エポワスのクリーム、焼き味噌のパウンドケーキ ブルゴーニュの癖のあるチーズとアーモンドのチュール、オレンジのソース。チーズの苦手な私で九ご、全部を一緒に食べると甘じょっぱさが、口の中に広がり美味いです。 田中シェフのおかげでチーズの世界がだいぶ広がりました。
❽白桃、ハーブ、レモン、オリーブオイルのサラダ風に、シャルトリューズのジュレ。 桃の優しい甘さとハーブ系の爽やかさが引き立ちます。
❾ハーブティーとお茶菓子
本日も大満足でした。 カウンターから見てましたが、2年が経って田中シェフとソムリエの坪内さんのコンビの見事なオペレーションに感動しました。 調理してる最中の田中シェフは正に戦場であり、テンパってます。その動きをちゃんと坪内さんが見てナイスアシスト。 これからも凸凹コンビで、頑張ってください。
本日で10回目の訪問(テイクアウト入れると15回目)で、実はディナーで来るのは初めて(笑) と言ってもいつもランチでディナーメニューを食べている私ですが。 先週の土曜日のテレビ朝日の『食彩の王国』に出演され、畑のど真ん中でのあまりに豪快なネギの食べっぷりの田中シェフを冷やかしにやってきまきた(笑) いつものオヤジ1匹フレンチのつもりでしたが、ラーメン二郎を一緒に食べ歩いている相棒が、急遽参戦。 予め相棒には本日タンモアに行くことを伝えていて、夕方いきなりLINEで、仕事が早く終わったから一緒に行きたいと連絡が入ります。 慌ててタンモアに連絡を入れて人数を増やしてもらいました。 相棒は既に2回タンモアに来ており、すっかり田中シェフの味にハマってしまった模様(笑) 田中シェフの料理を一回食べれば、誰でもその味の虜になること間違い無しです。私は昨年11月から毎月通ってますから(笑)
月毎にメニューを変えている田中シェフですが、今月はたまにやる企画もので、テーマは『シルクロード』との事。どんな内容なのかワクワクしながらの訪問です。 聞くと田中シェフがフランスでの修行を終えて帰国する際、なんと彼女はシルクロードをバックパッカーして帰ってきたとの事で、そのときに各国の主だった料理を食べ歩いて帰ってきたと。今回はその時に覚えた味わいを再現しているとのです。 さすがガッツある料理人であり、やはり只者ではありません。
■感想 メニューをみると正に食の世界旅行(笑) アミューズの鯉を使ったルーマニア料理から始まり、ギリシャ、トルコ、インド、タイ、ベトナム、マレーシア、インドネシア、フィリピン、中國、そして台湾のお茶菓子でフィニッシュ。 恐らく、こんなに世界中の料理を1つのコースで堪能できるのは、タンモアの今月のメニューしか無いのでは。 各メニューは、当然今まで食べたことのないテイスト。エスニックがイマイチ苦手な私でしたが、全く食べにくい事はなく、それどころかちゃんとフレンチと融合して美味いです。 普段、日本の食材とフレンチの融合っぽい内容が多い田中シェフですが、日本のみならず世界中の味の融合まで、やってしまうとは。 また出てくる順番まで、ちゃんとシルクロードを辿ってます。こんなにきちんとまとめてくるなんて、どんだけ試行錯誤してる事でしょう。 あらためて田中シェフって凄いなぁと思いました。 また、インド系スパイスカレーや東南アジアのエスニックが大好きな相棒はどハマり。大満足して帰って頂きました(笑) お盆休みも当店はずっとやってるらしいので、コロナで何処にも行けない方は、こちらで世界旅行されてはいかがでしょうか。 また来月は開店2周年との事で、これは行かなければなりません。
■本日のディナー8000円のダブルメイン+3700円のコース内容は、以下の通り。
❶鯉のロールキャベツ(ルーマニア)
❷ムサカの冷製再構築(ギリシャ)
❸フランス産ムール貝のフリット、ガスパチョ (トルコ)
❹タマリンドを纏った鯒、ほうれん草、豆(インド)
❺フランスランド産小鳩のロースト、青パパイヤ (タイ)
❻北海道産小鹿のロースト、バナナ、ニョクマム (ベトナム)
❼チーズ ・コンテのグージェールとサテ(マレーシア) ・ポンレヴェックとテンペのフリット(インドネシア) ・フロマージュブラン、ハロハロ(フィリピン)
❽ジャスミン茶とグレープフルーツのシャルロット(中国)
❾ハーブティ カシューナッツの豆花(台湾)
昨年の11月から月1で通っついるタンモアさん。 テイクアウトを除いて本日で9回目の訪問です。 ここまで通うと、女性の田中シェフの味はもはや私にはお袋の味になってしまいました(笑) 本日はいつもラーメン二郎を一緒に食べ歩いてる相棒を誘って、日曜日のランチに訪問です。 相棒は今回でタンモア2回目の訪問であり、何軒かフレンチを経験してすっかりフレンチにハマってきた模様。 本日の感想ですが、今回もコース全般を通して日本の食材を使いながら、ちゃんとフレンチしていてしっくりくる美味しさと、相変わらずのボリュームから来る満足感。 そして毎回感じる事ですが、すべてソースが本当に美味しい。 相棒もすっかり田中シェフの味にハマってしまったようで満足してました。
本日もいつものようにディナー8000円のダブルメイン+3700円の、内容は以下の通り。
❶アミューズ 鯵とバジルタルタル 鯵とモッツァレラのフリット 鯵が新鮮な歯応えで、チーズとの相性も素晴らしい。
❷自家製ブリオッシュ
❸ラタトューユアラモード パブリカのシャーベット、タマネギのムース、赤タマネギのピクルス、トマトのジュレ、焼きナスのペースト、水茄子とパンチェッタとズッキーニのエスプーマ 田中シェフの説明によると以上を混ぜて食べるとラタトューユになるか作戦との事で、これツボりました。夏らしい爽やかさで激うまです。
❹アナゴ、キューリ、青海苔のリゾット 甘味の利いた焼きアナゴに、酸味の利いたキュウリ、そしてチーズのバッチリ利いたリゾットの三重奏で合いますね〜。バランスの良い味わいで美味いです。
❺気仙沼産の生カジキをハーブと一緒にクレピネット網脂で巻いて焼いた物。 冷凍物ではない生カジキの歯応えは確かに全然違っていて素晴らしい。 更にアサリとフォンドボーと焦がしバターのソースが激うまです。更に添えられている塩レモンを一緒に食べるとイタリアンで、出てきそうな爽やかなテイストに味変です。 万願寺唐辛子も美味い。
❻茨城県産ダチョウのロースト 私は今回ダチョウを初めて食べました。 モモ肉の食感は馬肉に似た感じで、とても鳥肉とは思えない歯応え。柔らかくクセもなく食べや畔美味しい。 ハツは衣をつけて揚げてあり香ばしいです。 首の肉の煮込みが特に印象に残る旨さでした。
❼フランスブレス産若鶏のロースト 胸肉、モモ肉、手羽元の3種類。ブレス産らしい力強い歯応えの身であり、阿寒湖産天然ザリガニで作ったソースナンチュアと食べるとたまらない美味しさです。 アメリケーヌソースよりも甲殻類臭さが弱めで食べやすいでしょうか。 ザリガニの尾の身や、爪の部分も入ってます。
❽チーズ ブルゴーニュ産ブリアサヴァランのフユイテ 奈良漬とクルミがチーズによく合います。 奈良漬って、フォアグラとかフレンチの食材と良く合いますね〜。
❾ザビーチ ディカプリオの映画で出てくるタイのリゾートの海をイメージしたとの事。 ブルーキュラソーのジュレが綺麗な青で本当に海のようです。 マンゴーのムースとピニャコラーダのソルベは、ちゃんと美味しくて見た目だけではありません。
➓ほうじ茶 枝豆の一口菓子
田中シェフの話によるとなんと、8月1日にテレビ朝日の『食彩の王国』に出演されるとの事で、これは見なければ。本当は井之頭五郎さんの訪問を待ちわびているそうですが(笑) 来月は企画物でシルクロードをテーマにしたコースの内容との事です。 なんでもフランスでの修行から日本に戻ってくるときに、バックパッカーでシルクロードを旅して来たとの事。田中シェフの味の世界観は、そこから来てるのですね。納得でした。
月イチで訪問しているタンモアさん。 本日は6月のメニューを食べにやってきました。 日曜日のランチにオヤジ1匹フレンチで訪問すると本日もいつものカウンターに案内されます。 すると少し遅れて、やはりお一人様のご年配の男性様もカウンターに到着。 聞くとこの男性も常連様との事であり、暫くするとシェフと3人で話していて意気投合。 結局、調理で忙しい田中シェフを巻き込んで3人でいろいろ盛り上がってしまい、12時から始まったランチは気づけば4時を過ぎておりました(笑) なんせこの男性の本場フランスを含めたフレンチ訪問歴、人脈が半端なく私は足元にも及ばず、ただただ驚くばかりでした。 このタンモアにはほんとに、田中シェフの味に惚れこんだフレンチ好き、その中でもかなり普通でないフレンチ好きが、集まってるように感じました。港区女子なんて来ないでしょう(笑) あまりに盛り上がってしまい本日の細かい感想を失念しましたが、本日は鮎や水ナス、トウモロコシなど夏を感じさせる旬の食材を使ったメニューであり、本日も感動する1皿に出会えました。 昨年の11月から毎月変わるコースを堪能して本日でテイクアウトを除いて8回目の訪問ですが、相変わらず全く飽きさせない田中シェフの引き出しの多さには、ほんとに毎回の驚きです。 本日1番印象に残ったのは、マグレドカナールという、フォアグラを取るために育てられた鴨の胸肉のロースト。もろみを混ぜた味噌田楽風のソースが素晴らしく、鴨肉とベストマッチングな旨さでした。更に賀茂茄子と九条ネギと合わせると、フレンチ初体験の世界の味であり、マジ美味い。 それにしても田中シェフのソースには毎回感動させられます。 いつものディナー8000円のコースに追加でダブルメイン+2200円の内容は以下の通りです。
❶トウモロコシのショーフロワ ポタージュのトウモロコシの甘味が、素晴らしく、スタートからテンション上がります。 続いて皮ごと焼いたヤングコーンの皮を剥いて、薄皮、髭、身の部分を食べると、こちらもトウモロコシそのものをストレートに堪能できます。更に焦がし醤油のホイップをつけて食べれば、焼きトウモロコシ風に。面白いです。
❷自家製ブリオッシュ
❸鮎とパンチェッタのテリーヌ 内蔵、骨、身を全て使ったテリーヌは、苦味を堪能する大人の味わい。更にパンチェッタの塩気とスイカ、キュウリ、シロウリと食べれば、素晴らしいハーモニーであり、これはもう夏らしい当然の旨さでしょう。
❹シストロン産仔羊モモ肉のミニケバブ ジャンキーな見た目ですが、食べればちゃんと美味い(笑) 以前にもハンバーガーを食べましたが、田中シェフ、こうゆうのほんとに得意です。
❺ハモのバニグール風味 ハモとアーティチョークなどいろいろな野菜の煮込みと合わせて食べますが、塩気先行でこれも素晴らしい。また細かく刻まれた野菜の歯応えが、ちゃんと印象に残ります。
❻ランド産マグレドカナールの2種仕立て ・生ハムと水ナス ・ローストと賀茂茄子
❼蝦夷鹿内もも肉の2種仕立て ・ローストとカブ、スモモ ・生ハムとカブ、スモモ
❽ラクレットとナッツのミニカレーパン フロマージュとは、思えないボリューム(笑) 田中シェフ曰くジャンキーに仕上げましたと。 食べてみると、見た目ほど重たくなくて、美味いので、あっさり完食。
❾キルシュのフォレノワールのパルフェ風 甘さ控えめのサクランボ入りのチョコレートパフェ。キルシュと呼ばれるサクランボから作られるブランデーを、スプレーして食べると幸せな香りに包まれます。
➓ハーブティーとクレームブリュレ
と言う事で、4時間以上お店にいたのは、私のフレンチ食べ歩きの中でも、最長不倒距離でしょうか。ディナーの仕込みで忙しいはずなのに、長居してすいませんでした(笑) またいつかこの男性と何処かのお店で会えることを楽しみにしたいと思います。 7月のメインは鴨との事で早速来月の予約を入れさせて頂きました。
コロナの影響が出始めてほぼ毎週末に、こちらのテイクアウトを買いに来ておりますが、コースを食べるのは1ヶ月ぶり。 今回は、5月のメニューを堪能しにきました。 こちらは、絶対美味いフレンチが食べられるお店であり、今回も1週間以上前からワクワクが止まりませんでした。 昨年11月からこちらに通い始め、月ごとに変わる田中シェフのコースメニューを、全て堪能させて頂き、今回7回目の訪問。 普通のお店ならそろそろ飽きてくるところですが、全くそんなことはなく、今回も大満足な内容でした。 特に今回はクラッシックに、和食風にアレンジしたメニューや、たこ焼きを取り入れるなど斬新なメニューもあり、それがまたちゃんと美味い。 毎回、田中シェフの引き出しの多さに驚きです。 本日もディナーコース8000円(税込サービス税なし)に追加でダブルメイン+3700円のコース内容は、以下の通り。
❶白レバーと砂肝のコンフィ、クレソンのサラダ レバーの苦手な私ですが、レバー独特の臭みがなくは美味かったです。 銀座『サラマンジェドイザシワキサカ』のサラディリヨネーゼを思い出す味わいであり、甲乙つけがたい旨さでした。
❷自家製ブリオッシュ
❸カツオとソッカのミルクレープ カツオの生臭さイマイチ好きではない私ですが、酸味を利かせたソースが爽やかで、美味しい。 ボリュームも相変わらずです。
❹稚鮎のフリット 今が旬の稚鮎が揚げたてで登場。本来その肝の苦味を味わう稚鮎ですが、この肝はなんか甘味が凄くて超〜感動です。 更に土佐文旦のヴィネグリッドソースでブーストし、更にキュウリ、青紫蘇のヴィネグリットソースでトドメの3段攻撃。 これは夏らしい爽やかな味わいで激ウマでした。
❺カサゴとパンチェッタの白湯仕立てベトナム風 この白湯スープが素晴らしい。フォーが入ってましたが、私はこのスープでラーメンを食べたくなりました。
❻たこ焼きを詰めたウズラのロースト 聞くとフランスランド産のウズラという事で、まずウズラそのものが大変素晴らしい味わい。 更に眉唾物のオタフクソースと青海苔が、実に良い仕事をしていて、食べているうちにジワジワとツボりました。 本当に大胆な組み合わせであり、田中シェフの度胸を感じます。
❼国産牛タン2皿 ・ロースト、大根ステーキ、マデラソース 本日1番感動した一皿。 焼肉では散々タンを食べてますが、フレンチのメインで食べたのは、初めてかもです。 まず見た目の厚さに驚きます。そして食べて又驚き。こんなにプリンプリンのタンを食べたのは、私は初めてでありタンそのもの味も素晴らしい。火入れの技術でしょうか。 更にタンの出汁で炊いた大根が、これまた激ウマ。 マデラソースも今更語る必要の無い味わい。 いや〜これ凄かったです。食べるべき一皿。
・パイで蓋したポトフ、根菜と共に
❽フルムダンベールのヌガーグラッセ そもそもチーズの苦手な私ですが、更にブルーチーズという事でビビります。 恐る恐る食べてみると、柑橘類のソースと見事な甘い、しょっぱいのハーモニー。またしても、苦手な食材を克服してくれました。
❾日本の酒の饗宴 甘酒のエスプーマ 梅酒のシャーベット 芋焼酎に漬け込んだ沖縄産ピーチパイン 熟成させたミリンのジュレ 豆乳と白胡麻のブランマンジュ タピオカ と、正に酒のオンパレード。お酒の飲めない私でしたが、全然いけました。
➓カフェ ミニャルディーズ
お世辞抜きで今回も大満足。これだけ食べてこのお値段とそのボリューム。私はもうこのお店から抜け出せません。 来月は、フォアグラを取った後の鴨肉(マグレカナール)と言うものと、小鹿を使う予定との事であり、帰り際に6月の予約を入れさせて頂きました。
本日は仔羊肩肉と野菜の煮込み クミン&ターメリック香るジャスミンライス 以上で1500円。 耐熱容器に入れてくれてあるので、そのまま家でレンチンして夕食に実食。 過熱後混ぜてみると、巨大な肩肉の塊がゴロゴロ出てきます。 4つも大きな肉塊が入っていて、仔羊の芋洗い状態(笑) 食べてみれば、人参、ナス、玉ねぎ、ジャガイモなどの野菜の甘味と旨味たっぷりのソースに、仔羊の独特な旨味のハーモニーが素晴らしい。 相変わらず田中シェフの煮込み系は、奥深い味わいです。 今回も大満足なテイクアウトでした。
本日からは、ブルターニュ産鴨モモ肉のコンフィと白いんげん豆とキャベツの煮込みとのことで、早速、夕飯用にテイクアウトしました。 田中シェフからコンフィは、トースターで皮目がキツネ色になるまで焼くように説明を受けます。 帰宅してビニール袋を開けると、調理の仕方を記した手書きのメモが入ってました。 それを見た私は、子供の頃、母は仕事をしており、作ってある物を暖めて食べていた私ですが、その時の置手紙を、思い出してしまいました(笑) 優しい心使いは、響きます。 メモにある通り、焦げ目を付けたコンフィをほぐして、白いんげん豆とキャベツの煮込みと良く混ぜて食べてみると、これまた素晴らしい旨さ。 塩漬けした鴨の塩加減が絶妙であり、生ハムとベーコンの出汁で煮込んだ、白いんげん豆とキャベツの煮込みの優しい旨みが、その塩気を優しく包み込み、激ウマでした。 今回も白飯と食べましたが、これが実に合います。 1500円でも十分な感動でした。 来週は仔羊との事でまたテイクアウトさせて頂きます。 テイクアウト2回目。 本日は、フランス産ホロホロ鶏もも肉のロースト、アメリケーヌソース。 とグリーンカレーとココナッツのジャガイモピュレ。 このアメリケーヌソースがヤバかった。 海老の殻を炒めて甲殻類独特の風味を出すソースですが、下手をするとエグ味、雑味が出てしまい、更に生臭くなるソース。 家に持って帰ってきてレンチンして夕飯で食べましたが、相変わらずの感動の旨さ❗ オマール海老の香り、旨味のバランスが素晴らしい。 前回に続き1500円の味とは思えない味わいです。 2品目のグリーンカレーのジャガイモのピュレも素晴らしい。 ピューレじゃなくて鶏肉入れて、田中シェフのガチのグリーンカレーが食べたくなりました。 ちなみに、元来スーパー白飯党の私ですか、まじでご飯に合うアメリケーヌソースとグリーンカレーのピューレでした。
こちらは昨年以来、月1で通っている赤坂のフレンチで、今回はこちらのテイクアウトを買って帰ることに。 家で田中シェフからの説明通り、牛頬肉の赤ワイン煮は、お皿に移してレンチン、菜の花、タケノコ、ソラマメのエスカルゴバターは、フライパンで軽く炒めます。
感想ですが、とても1500円とは思えないクオリティの旨さ❗ 赤ワインソースのキレ、頬肉のトロトロな煮込み具合、そして肝心要のソースの染み込み具合、全て完璧です。 こんな味が家でも味わえるとは。 フレンチに関してはそれなり食べ歩いて来た私であり、牛頬肉赤ワイン煮はド定番メニューで幾度となく食べてきましたが、私の食べ歩き人生で間違いなくNo.1の牛頬肉の赤ワインソース煮でした。 やっぱり田中シェフのソースって、素晴らしい‼️ また、菜の花、タケノコ、ソラマメのエスカルゴバター炒めも、ニンニクとパセリが利いていて激ウマ。 こういう雰囲気の中、美味しい物を食べた時の感動は、やっぱり心を甦らせてくれますね。 1500円のテイクアウトでも田中シェフの全力投球を感じされる旨さに感謝です。
このメニューは、今週いっぱいやってるみたいなので、是非ともオススメ致します❗ 3月14日以来、6回目の訪問。 土曜日のランチで行ってきました。 お店に着くと、私とその他もう一組。 今回はコロナ感染に気を使って、カウンターではなく、テーブルで。
4月のコンセプトは、海の幸と山の幸の組合せということで、最後のお茶菓子まで、そのコンセプトをギリギリ貫く田中シェフでした。
本日もディナーコース8000円にダブルメイン追加3700円のコース内容は以下の通り。
①アミューズ サヨリと生ハムのジュレ 山菜と一緒にマリネしたサヨリと生ハムから取った出汁のジュレが相変わらず旨い ウド、うるい、三つ葉の歯ごたえもいい
②ブリオッシュ
③前菜その1 馬肉とアボガドのタルタルを詰めたヤリイカ イカと馬肉を一緒に食べるのは初めての組合せでしたが、イカは生臭くなく、上手くはまってました。 更に、 サフランマヨネーズ イカスミソース トマト、エシャレットを刻んだドレッシング と3種類のソースもお見事なハーモニー。 ゲソとエンペラのフリットも旨い。
④前菜その2 フランス産ウサギのパテとホタテのムースミルフィーユ仕立て 特にウサギ独特の香りはしないでしょうか。 ニンジンのピューレも、もう少し甘味が欲しいでしょうか。
⑤魚料理 桜鯛と若竹とワカメのブリック包み 木の芽と西京味噌とオランデーズソースは、期待してい程の化学変化は無かったです。それから、ふきのとうの香りも弱いかなぁ。
⑥肉料理その1 フランスランド産ホロホロ鶏 胸肉に、つぶ貝のエスカルゴバター、パセリ、ニンニクを詰めてローストしたもので、力強いキャスティング。更に、オマールから出汁を捕ったアメリケーヌソースが、参戦して旨くないわけがない。 春を感じさせる菜の花、スナップエンドウ、ソラマメも激ウマでした。
⑦肉料理その2 リードヴォー(仔牛の胸腺)のムニエル ロニョンドヴォー(仔牛の腎臓)は、仔牛のだし汁で、茹でたもの。 フォアドヴォー(仔牛の肝臓)を衣を付けて揚げたもの。 焦がしバターソースとモリーユのクリームソースがロワール産ホワイトアスパラガスで仕切られてます。 このホワイトアスパラガスが出汁の味が染み込んでいて旨いです。 全てフランス産との事でしたが、レバーなんかは全く臭みがなくて、レバーが苦手な私もでも旨く感じました。
⑧シャビッシューの桜餅風 フランスロワール地方のヤギのミルクのチーズを包んだ桜餅 チーズが苦手な私でも全然OKなチーズ
⑨クラッカーをイメージしたという 裏ごししたグリーンピースのカスタードクリームと、うっすら塩気の利いたグリーンピースの組合せが素晴らしい。 グラスホッパーのアイス 苺のミルクババロア
⑩レモンバターを挟んだ塩昆布のサブレ
次々と私の苦手な素材を克服してくれる田中シェフのお料理に感謝です。 それにしても、コロナウイルスの影響でフランスからの食材も入らなくなり始めたとのこと。ますます厳しくなります。 頑張ってください。 昨年11月に初訪問して以来、完全に田中シェフの味にドはまりしてしまった私は、それ以来月毎に変わる彼女のメニューを堪能すべく、毎月訪問することに。 11月の牛とキジ、12月の蝦夷鹿と雷鳥、1月の小鳩とうり坊、2月のアルザス特集と、全て食べできましたが、通う毎に飽きるどころか、益々田中シェフの味の虜になります。 3月は仔羊とのことで、冷たい雨の土曜日のランチに、オヤジ1匹フレンチです。 本日も満員御礼であり、前回に引き続き、田中シェフのお母様が助っ人で登場。お母さんのほんわかムードになんか嬉しい私でした。 本日も、ディナーコース8000円に追加でダブルメイン(+3700)を。 昨日は人間ドック&胃カメラ➡️ラーメン二郎松戸でお腹がいっぱいになり、夕飯を抜くことに。 更に本日は朝食も抜いてるので、万全の体制でダブルメインに臨むのでした(笑) で感想ですが、今月のメニューは春の食材満載で素晴らしかったです。 感じたのは、彼女は日本の食材を使ってフレンチをアレンジするのが、ホントにうまいなぁと思いました。 特に印象に残ったのはやはり、メインのフランスロゼール産の仔羊でしょうか。 羊の香りがイマイチ苦手な私でしたが、ふきのとうの風味の利かせたソースと仔羊独特の旨み香りとのハーモニーが激ウマでした。 田中シェフいわくフランス人には理解されない味だ(笑)と言ってましたが、正に日本人で良かった~と思わせる味でした。 本日の内容は以下の通りです。
①桜エビのショーフロワと干し桜エビを練り込んだシュー アサリと岩海苔の出汁を利かせた茶碗蒸し風で、和風の旨みを強く感じたメニュー。桜エビラブの私には嬉しいメニューです。
②自家製ブリオッシュ
③ハマグリと菜の花のスープ仕立て ハマグリ、ヒモ、モッツァレラのラビオリとハマグリの出汁と豚肉の旨みを利かせたスープで食べます。 見た目の緑も鮮やかで春を感じさせる1皿です。
④新玉ねぎのムースとホタルイカのパフェ まず新玉ねぎの甘味が素晴らしい。更にスルメイカから出汁をとったコンソメジュレと、ウド、青リンゴと食べると見事に調和の取れたパフェです。バランスがいいです。
⑤桜マスと春キャベツのテリーヌ 本日、仔羊と並んで感動した1皿。 ミキュイ位の火入れの桜マスと春キャベツの甘味、そしてなんと言ってもルビーグレープフルーツの利いた爽やかさなソースのハーモニーが素晴らしく激ウマでした。
⑥フランスロゼール産仔羊
⑦鳩、山ウズラ、猪、鹿のフォアグラのパイ包み焼きソースマデラ パイ包み焼が大好物の私ですが、彼女のパイ包み焼食べるの今回初めてでした。 マデラ酒の風味が、他店に比べて特に強く印象に残りました。彼女の主張のはっきりした力強いソースは毎回、感動します。 更にジャガイモのピュレもしっかりとトリュフの香りがします。
⑧洋風チーズコルシカのカンノリーリ風
⑨桜餅をイメージしたと言うデセールで、桜の葉のスポンジと酒粕のムースの見事なハーモニー。 正に桜餅がイメージできる味わいで激ウマです。和菓子屋さんで出してもおかしくないレベルで感動です。 また、塩漬けにした桜の花と杏仁のソルベもいい塩梅です。 毎回、田中シェフのデセールには驚かされます。
⑩ハーブティー
⑪お茶菓子
来月はリードヴォー(仔牛の胸腺)を使ったメニューにするとのことで、来月も来ることになりそうです。
1月末以来4回目の訪問。 昨年の11月にこちらに初めて来て、そのあまりの美味しさに衝撃を受けてしまい、月毎に変わるメニューを味わいに、月1で通ってます。 2月のメニューも超~刺さる内容であり、今月は月末に予約を入れていたのですが電話でいろいろ聞くと、ぺルドロールージュ(山ウズラ)が、早めに終わってしまうと❗ 仕方なく、他のお店の予約をキャンセルしての訪問です。 今月はアルザス地方の郷土料理の色物で攻めると言っていた田中シェフ。 そもそもアルザス地方がフランスの何処なのか、料理はどんな特徴があるのか、さっぱりわからない私ですが楽しみにしての訪問です。 日曜日のランチに連れと訪問。 入店すると初めてお会いする年配の女性が。 聞くと本日も満員御礼であり、サービスのスタッフが足りないので、なんとシェフのお母様がヘルプで駆けつけたとの事。 以前、田中シェフから美術の教師をしていたお母様が、こちらの化粧皿を作ったことは聞いておりましたが、まさかご本人に会えるとは。 本日もカウンターに連れと陣取り、シェフやお母様ともいろいろお話できてとても楽しかったのですが、何より田中シェフと、お母様のやり取りが親子漫才みたいで面白すぎて最高でした。 で、本日も私は夜の8000円のコースにダブルメイン(+3700円)でお願いしましたが、4回目の本日も、メチャメチャ感動の味の連続です。 田中シェフのお料理は1皿として他のフレンチで食べた事があるような味がありません。 マイレビ様も仰ってますが、その手数の多さ、引き出しの多さ、組合せの意外性、熱意がこんなに素晴らしい料理が生むのでしょうか。 4回食べて飽きるどころか、ますます田中シェフの味にはまりこむ私でした。。 本日の内容は、以下の通り。
①タルトフランベ 早速アルザス名物の登場。 薄焼きのピザにしたような料理ですが、そこはフロマージュブランとタマネギと香ばしいベーコンの3重奏の香りでメッチャ旨いです。 もう一品は冷製のタルトフランベですが、こちらはさっぱりした味わい。 いきなり素晴らしい❗
②牛ハツと豚スネのアルザス風サラダ 田中シェフの説明によると、アルザス風サラダの特徴は、グリュイエールチーズ、ゆで卵、赤タマネギ、シャルキュトリが入っていとのこと。 牛ハツのスモーク、豚脛肉のアイスヴァインと食べると想像以上のハーモニー。 銀座『サラマンジェドイザシワキサカ』の、サラディリヨネも旨かったですが、このサラダも激ウマです。
③自家製ブリオッシュ
④フォアグラのテリーヌ 本日、一番衝撃を受けた1皿。 出てきた瞬間、スイーツかと思わせる美しさ‼️ アルザスの名物料理の1つのパンデピスというスパイスの利いたパンで土台を作り、その上にフォアグラのテリーヌが。 更に『マールダルザス』というワインを作ったときの搾りカスで作る焼酎のようなもののジュレが載っているのですが、これが鮮烈なインパクトです。 散々フォアグラを食べてきた私ですが、お酒の香り、フォアグラの甘味、スパイスで食べるとその唯一無二の味に衝撃を受ける見事なハーモニーでした。 更に、ハーブのサラダ、デコポンのピューレと食べるともう、私の脳のキャパオーバーの旨さ。
⑤ブルターニュさんエイヒレのムニエル シュペッツレと呼ばれる見た目あげ玉のような細かいパスタに、酸味の利いた赤ワインのソースが見事に染み込み抜群の旨さです。
⑥越後牛肩三角のローストと自家製アルザス風ソーセージ ローストは、語る必要の無い美味しさで、印象に残ったのが、牛肉で作った自家製ソーセージ。ブータンノワールのような濃厚な旨みで感動。
牛モツのシュークルート 要はドイツで言うザワークラウトなのですが、これがまた地味な味ですが、素晴らしい。切り干し大根のような凝縮した味わいで、素朴な旨さで食べれば食べるほど癖になる旨さ(笑) その辺のビアガーデンで出てくる、ザワークラウトとは、全くの別物です。 更にハチノスなどのモツの旨みとのハーモニーは完璧です。トリップアラリヨネーゼ好きの私には、ドストライクな一品でした。 シュークルートは、おかわり自由との事でしたが、この後のぺルドロールージュが控えていたので、泣く泣く我慢することに。
⑦ぺルドロールージュ(山ウズラ)胸肉のロティ、鮑の肝ソース これが今回の目的。 股肉と鮑のソースで食べるとはじめは?だったのですが、フランス産のキノコとクリのソテーと食べると、土の香りの見事なマリアージュ❗素晴らしい。 更に内臓のソテーがヤバかったです。臭みではない、鋭い酸味というか。私のジビエの内臓史上最高の味わいでした。
ぺルドロールージュの股肉とアワビのベックオフ こ1の品のために、わざわざ陶器に拘って買ってきたと言うシェフ。 パイ生地をソムリエさんが、壊して蓋を取ろうとするのですが、田中シェフがパイ生地をがっちりやり過ぎたのか、かなり苦戦(笑) やっとの事で蓋を明けると、閉じ込められていた、ウズラとアワビの濃厚な香りが飛び出して来ます。そして中のスープを飲んでみると、涙の出そうな旨さでした。
⑧マンステールのどら焼き アルザス地方のチーズでかなり強目の香りでまるで納豆❗チーズが苦手な私は、口に入れた瞬間はイマイチな印象だったのですが、どら焼きの甘味とクミンの風味が混ざると見事なハーモニーで、正直旨いと感じてしまいました。
⑨タルト オ フロマージュブラン 『ゲヴュルツトラミネール』と言うブドウの品種を使ったワインのソルベと、ミラベル(西洋スモモ)、グリオット(西洋さくらんぼ)、洋梨とホワイトチョコレートのクリーム。 フロマージュブランを使ったさっぱりしたチーズケーキのタルトで、こちらも素晴らしい❗
⑩ハーブティ
⑪ミニクグロフのチョコフォンデュ バレンタインデーにちなんでの一品。
と言う事で、今回も旨すぎて私の脳は疲労困憊。 毎回、私の期待をはるかに越えてくる田中シェフのお料理の数々でした。 来月は仔羊を使うらしいので、早速次回の予約を入れさせて頂きました。
昨年12月末以来、3回目の訪問。 田中シェフの料理にすっかりはまってしまった私は、月毎に変わるメニューを食べるために月1ペースで通ってます。 そして今回は、初めてツレを連れてきました。 オヤジ一匹で美味しいお店をコッソリ楽しむのもありですが、美味しいお店に連れなり友人なりを連れてきて、そのお料理の味に感動してもらうのもこれまた楽しみの1つです。 1月のメニューを見ると、今月はランド産の鳩か、愛媛県産のうり坊の選択になります。 優柔不断な連れに事前にメニューを教えて、メインをどちらにするのか決めてもらおうと訪ねると、興味を持ったのは、なんとデセールのアリババであり、そこに萌えてました(笑) そもそもアリババと言われて、中国のアリババしかイメージしなかった私は拍子抜け(笑) 改めて女性のスイーツ好きには驚かされます。 日曜日のランチに訪問すると、本日も満員御礼との事です。 事前に夜の8000円のコースをお願いしておきましたが、問題はいつものように、鳩とうり坊のダブルメインにしちゃうかどうかです。私は1週間悩み続けました。 今回は連れがいるので、それぞれ別の物をオーダーして、いつものように半分こすれば両方味わえます。 またいつも少食の連れの分を助けてちょうどいいボリュームなので、ダブルメインにすると連れをアシストする余裕がなくなる。 散々迷いましたが、結論として連れは鳩を選択して、全体的にポーションを少な目に。更にメニューの説明書きが実に素晴らしかったので、ノンアルコールペアリングをお願いしました。 私は鳩とうり坊のダブルメイン(+3700円)を❗ で、本日の感想ですが3回目の本日も滅茶苦茶感動~でした。しかも出てるメニューの全てがことごとく私のツボにはまります。 一番印象に残ったメニューを挙げるのに悩む位素晴らしい。 強いて上げれば愛媛県産うり坊のシヴェでしょうか。 仔猪のバラ肉、すね肉をロール状に巻いて赤ワインで煮込み、そこに豚の血を入れたもので、『リエーブル・ア・ラ・ロワイヤル』好きの私にはたまらない味でした❗ 更にニンニクとジャガイモのピューレが激ウマで、付け合わせのフランスペリゴール産のマロンと食べると、これぞフレンチって味で悶絶しました。
田中シェフのお料理の何が凄いのかうまく説明できませんが、とにかく他のお店では体験できない力強い個性の味わいで、強く印象に残ります。 恐らくフレンチに食べなれてない方でも、素直を旨いと感じる味ではないでしょうか。
本日の内容はいかの通り。
①牡蠣のショーフロワ カリフラワーのムース、生牡蠣、牡蠣のジュレ。 牡蠣の苦手な連れには海老のショーフロワを。赤海老、コンソメジュレ。 トーストには、カリフラワー、牡蠣、パセリニンニクバター
②大根、ビーツ、蓮根のサラダ仕立て これが旨かった❗ビーツ好きな私にはストライクです。 更にフロマージュブランに、エシャロット、ハーブを入れたリヨンの郷土料理『セルヴェル・ド・カニュ』と言うものが隠されていて、更に激ウマです。 銀座の『ル・ジャルダン・デ・サヴール』のガルグイユも旨かったですが、こういう野菜の旨いやつが、私には滅茶苦茶刺さります。
③ジビエのブリックと御坊のポタージュ フリック(春巻き)にした宮城県産の青首鴨の味がヤバかった❗ 歯ごたえ、旨み、これメインにしても十分いける味でした。 更に御坊のポタージュには、珈琲豆を砕いたのもがふりかけられており、シェフの狙いは御坊の土の香りとのハーモニーを狙ったとのことで、青首鴨と食べれば、もう悶絶する旨さでした。
④自家製ブリオッシュ
⑤鱈のポワレとガルビュール ガルビュールとは、白インゲン豆や野菜、生ハムの油を主とした南仏の郷土料理との事らしいです。 シェフの狙いは豚骨スープらしく、乳化するまでグツグツ煮込んだとのことで、地味な味わいなのですが、食べ進むうちに癖になる優しい味わいで旨い❗
⑥ランド産小鳩のロースト ・胸肉、ささみのロースト ・股肉と手羽先はコンフィ ・砂肝、ハツ、レバーの串カツ風 の3種類の提供。 鳩の味にイマイチピンと来ない私でしたが、ここで食べた鳩は今までで一番旨かった❗ 連れも今まで食べてた鳩で一番旨いと。 更に豆チのソースとカシューナッツのピューレを絡めて食べると素晴らしいハーモニー。旨すぎます❗
⑦愛媛県産うり坊のロースト ビジュアルは、物凄い厚い脂身で聞くとクラシタ肉。 食べると獣臭は一切ありませんが、独特の甘い?香りのする肉質であり、脂身はしつこくなくそして力強い。正直猪をローストで食べたのは初めてでしたが、こんなに旨いとは❗
⑧猪のシヴェ 本日一番❗
⑨マロワールと言う北フランスのブルーチーズでかなり癖が強い。そこにフランス産キノコのソテーのクルミ、ドライアプリコットが入ってます。
⑩アリババ・オ・グランマニエ グランマニエと言うオレンジリキュールに浸けたパンで、最近サヴァランにはまっている私にはストライクなデセール。 そして本日これが目的で来ていた連れは、本日一番のテンションでした(笑) 柑橘類の愛媛マドンナやミルクティーのアイスも素晴らしい。 最後のデセールまで感動は続きます。
⑪カフェ
⑫ミニャルディーズ 紅生姜とチョコレートの組合せ。シェフいわく攻めすぎたと言ってましたが、私的には全然有の組合せで旨いです。 と言うことで、前回を上回る感動の深さでした。 シェフに来月のメニューを訪ねると、アルザス料理を中心に考えているとの事で、来月の訪問も確定です。
11月以来2回目の訪問。 前回の初訪問で、女性シェフとは思えない田中シェフの力強い味に衝撃を受けた私は、再訪を決めておりましたが、年内は忙しいので、次回は年明けかなぁと思ってました。 しかしホームページで月毎に変わる12月のメニューを見た瞬間、私は彼女の作るジビエ料理を食べてみたいという欲求に我慢できなくなり、予約を入れてしまうのでした。 土曜日のランチ、オヤジ一匹フレンチです。 今回はバッチリカウンターを指定させて頂きました。 クリスマスシーズンの本日は予約で満員御礼❗ 早速、本日の感想ですが、2回目の今回も素晴らしい。全てのお料理は相変わらずの力強さでした。 12月はクリスマスシーズンと言うことで、ジビエ初心者にも入りやすいメニューで揃えたとの事で、他のお店でも散々食べているメニューもありましたが、逆に改めて彼女の個性、レベルの高さを感じる旨さでした。 そして例によって、メインの肉料理が蝦夷鹿かライチョウ(青首鴨は品切れ)かの選択もしくは、両方もありと言う、究極の選択を迫られます。 前回、両方をオーダーしてかなりのボリュームで苦しかったので、片方にしようかと思っておりましたが、結局、両方をオーダーしちゃいました(笑) しかし結果は今回も大正解でした。
本日も、前回同様ディナーコース8000円に、ダブルメインで+3700円。内容、以下の通りです。
①フォアグラのアミューズ フォアグラに奈良漬け、無花果赤ワイン、チーズをフリフリ。女性らしい美しい1皿。
②オマール、ネギ、金柑 今回、ホームページでメニューを見ていて気になっていた1皿。 出てきた瞬間まず、その色の鮮やかさと美しさに感動します。 そして甘味の強いオマールエビに、オマールのコンソメジュレ、オマールの味噌で作ったムース、更にネギのクーリー、ネギのシャーベット、焼きネギ、ネギのフリットと4種類のネギを堪能。更に金柑のマーマレードと、生の金柑。全てを口の中に放り込んだ時、想像以上のハーモニーに悶絶しました。 オマールエビと金柑の組合せは、北参道『ロクターブハヤトコバヤシ』のホタテとピンクグレープフルーツの組合せを思い出させる感動の旨さでした。
③自家製ブリオッシュ
④ブリ、コンソメ、根セロリ 佐渡島産の燻製したブリに、鶏、豚、牛からとったコンソメスープをかけて仕上げます。 まず、このコンソメスープがヤバかった❗1口飲むとその濃厚で力強いコンソメスープに感動します。 これは昨年食べた、新橋の『ラフィネス』のコンソメスープに迫る旨さでした。正直丼1杯飲みたかったです(笑) 更にそのコンソメスープとブリのハーモニーがこれまたまりません。更に根セロリで味変。
⑤山口県下関産さわらのポワレ、 通常フレンチのコースに必ず入る魚料理。私はメインほどのインパクトがなく私は感動することがなかなか無いのですが、こちらはやられました❗ そもそも旬の鰆が脂がのっていて激ウマなんですが、コッテリしたこがしバターソースがとんでもない旨さ。 更に添えられているオレンジ白菜のエチュベもたまりません。塩レモンのペーストで緩急もつけられます。
⑥1皿に2品載ってます。 エゾ鹿内腿肉のロースト 定番のカシスソースで食べるのですが、このソースが旨かった~。明らか他の店と異なります。
すね肉の赤ワイン煮込みとちりめんキャベツ 他のお店でもう何回も食べた事のある赤ワイン煮込み。 しかし一口食べた瞬間、その違いに感動します。かなり煮込まれているようで、赤ワインの蒸せるような酸味を感じます。更に激ウマイタリアンのラグーソースのような野菜の甘味とのハーモニーが、とんでもない旨さでした。
⑦ライチョウ胸肉のロースト ライチョウの出汁に、シェリービネガー、蜂蜜、粒マスタードを入れたソースは、ライチョウ独特の香りにバッチリはまってます。 更に前回に続き、ライチョウの血とレバーのペーストがヤバかった。 味のレベルが、一気に深くなります。
股肉のバーガー これが旨かった~。豚の網脂で包んで焼き上げており、その旨みとの相乗効果で激ウマ。
⑧フルムダンベールのブリュレ ブルーチーズのクレームブリュレと洋梨のソルベの組み合わせ。チーズが苦手な私でしたが、絶妙なしょっぱさと甘さの組合せで、ホントにツボりました❗
⑨ガトーショコラ 直前にソテーしたフランス産のクリとマロンソース、クルミのチュールに、スコッチウイスキーのアイスクリームで食べます。 甘さ控え目のショコラに、更に追いスコッチウイスキーをかけると、お酒の飲めない私でも悶絶する旨さでした。
⑩ハーブティー
⑪お茶菓子 リンゴのジュレとべったら漬けをワタアメで、包んだお茶菓子。 これが見事な組合せ。 フォアグラにいぶりがっこ、柿を入れて最中にした、『傳』の傳モナカを思い出させる一品でした。
と言うことで、今回も大満足な内容でした。 女性シェフとは思えない、濃厚なメニューの連続攻撃に今回も完敗でした。 シェフに聞くと、来月のメニューはまだ何にも決めていないとのことでしたが、彼女の作るメニューは間違いなく私のツボにはまる事を本日確信したので、1月に次回の予約を入れさせて頂きました。 暫くは、月1で通うことになりそうです。 今回、私はカウンターに3時間居座り、シェフとたくさんお話させて頂きましたが、エネルギッシュな彼女に私の胃袋もハートも、ガッツリ掴まれてしまいました。
昨年の9月に、女性の田中シェフがオープンさせたお店。尊敬するマイレビ様が絶賛されており、以前からBMしておりました。 土曜日のランチにオヤジ一匹フレンチでの訪問です。ネット予約では2人~になってますが、電話で確認するとお一人様も全然ウェルカムとの事でした。 千代田線乃木坂駅1番出口から、赤坂の静かな住宅街歩くこと5分位で到着。ライラのすぐそばです。 看板は見つけるのですが、お店がどうにも見当たりません。 慌てて食べログをよく見ると、お店は地下1回であり、建物の裏から階段で降りるとすぐに発見します。 店内は女性シェフのお店らしい、白1色に統一されたシンプルな内装です。 カウンター4人とテーブルは5つ位でしょうか。 テーブル席に案内されます。結果論ですが、カウンターへの移動をお願いするべきでした。後悔。 こちらのお店の感想ですが、女性シェフとは思えない物凄いボリュームと、女性とは思えない力強いソースの味に感動しました。 今回は、ディナー8000円のコースにメインを1皿追加(+3700円)しましたが、結果的に大正解でした。 特に印象に残ったのは、ソローニュのキジのロースト。そのフォアグラのソースは、キジの出汁を使った濃厚なソースで、ホントに旨かった~。
本日の内容は以下の通りです。
①ブータンノワールのブリック まずは熱々を手で持って食べると、臭みはなく旨いです。この一口でこの後の内容に期待が高まります。 よくリンゴのピューレと食べることが多いですが、こちらは青森の被災した林檎を使用したスープに付けて食べるとこれまた素晴らしいです。
②キノコのジュレ寄せ 日本の茸のジュレに、スモークしたホタテとミカンの薬味が添えられているのですが、この組合せが激ウマでした。 フランスの茸のジュレには、鹿の生ハムサラダ仕立てとカシスのピューレ。
③自家製ブリオッシュ
④あん肝のクリームと春菊のムース、生ハムのジュレ
⑤鱈、白子、ネギ、ウニのグラタン 鱈に臭みはなく、ネギは甘くて旨い。ベシャメルソースにウニで押してきて分かりやすい味ですが、もう一つ変化球が欲しくなったでしょうか。
⑥牛ミスジのロースト フォンドボーに刻んだ牡蛎と紹興酒のソースが悶絶する旨さで、越後牛のミスジと食べるとジャストフィット。素晴らしいです。更にハツのカツレツには、牡蛎のエキス入りのタルタルソースで。こちらも旨い。
⑦フランス産ソローニュのキジ(2皿構成) 1皿目 胸肉のロースト このフォアグラソースがやばかった❗リエーブルアラロワイヤルのように濃厚で複雑。キジの独特な風味とフォアグラのハーモニーの旨さに、涙が出そうでした。ブリオッシュを使って1滴残らずソースを堪能。
2皿目 もも肉のロールキャベツ まずコンソメスープから飲んでみると、キジの香りが豊かな透き通った旨さです。ロールキャベツも当然旨いのですが、添えられている内臓のペーストがやばかった❗。 生臭さは一切なく、それでいてなんとも言えない力強い味です。 キムタクのドラマで初めてコンソメの作り方を知った私ですが、ソムリエさんにその話をしたらこちらのコンソメも卵白ではなく、血を使って不純物を吸着させたコンソメですよと。タイムリーでした。
⑧チーズ モンドールというこの季節にしか作られないフランスのチーズと青海苔と蓮根で食べる。これが地味に旨い。この時点でかなり苦しかったのですが、旨くてペロリでした。
⑨デセール このデセールがこれまた素晴らしい大人の味でした。 1つ目は、素揚げしたゴボウとたまり醤油のアイス。これが激ウマでした。 2つ目はゴボウのキャラメルとほうじ茶のムース。こちらも見事な組合せで素晴らしい。全く飽きさせない対照的な味です。
⑩ハーブティ
⑪ミニャルディーズ 柴漬け、ヨーグルト、ホワイトチョコ
と言うことで、1皿1皿のポーションは物凄いのに、メインを3皿食べた感じで、もう私の胃袋は完全に白旗でした。メニューには、しれ~とダブルメインもいかが?みたいに書かれていて欲張りな私はまんまと選択してしまいましたが、このボリュームは一般的な男性でも、なかなか厳しいと思われます(笑) またドクラッシックで他のお店でも似たようなものは食べてきているのに、この新鮮な感動は何だったのでしょうか。1皿の完成度が高くホントに素晴らしかったです。 最後の方で田中シェフといろいろお話できました。メニューは1ヶ月毎に変えていくと言うことで大変ではと聞くと、これからジビエの季節であり、いろいろな素材があって逆にやりたいことだらけで楽しいです❗と。 こんな情熱に満ちた女性シェフが作るのですから、旨いに決まってますね。 又、定期的に通いたいお店が増えてしまいました。
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