居酒屋焼き鳥 こんぺいとう 大宮 仲町店
2025年4月13日個室居酒屋 だしや 天文館店
2025年4月13日
四季を彩る季節鮮魚 2名様から個室で案内可能
完全個室居酒屋 鶏一門 新橋総本店
【居酒屋】
備長炭で仕上げた炭火焼き鳥に絶品地鶏料理
3000円
¥1,000~¥1,999
店舗基本情報
掲載店名 | 完全個室居酒屋 鶏一門 新橋総本店 |
| 恵比寿 天下一 新橋店 |
掲載店名かな | やきとりとじどりりょうり かんぜんこしついざかや とりいちもん しんばしそうほんてん |
住所 | 東京都港区新橋3-21-9 2F |
| 東京都港区新橋3-21-9 貴悦ビル 1F |
最寄駅名 | 新橋 |
交通アクセス | JR新橋駅烏森口より徒歩約2分/都営浅草線新橋駅A1出口より徒歩約3分/都営大江戸線汐留駅2出口より徒歩約5分 |
交通アクセス | JR山手線・京浜東北線【新橋駅】烏森口 徒歩2分
都営地下鉄浅草線【新橋駅】徒歩3分
東京メトロ銀座線【新橋駅】徒歩4分
お店の地図を見る
|
電話番号 | 03-3434-5008 |
営業時間 | 月~日、祝日、祝前日: 10:00~翌0:00 (料理L.O. 23:00 ドリンクL.O. 23:30) |
定休日 | なし |
営業時間 | [月]
11:00 - 01:30
[火]
11:00 - 01:30
[水]
11:00 - 01:30
[木]
11:00 - 01:30
[金]
11:00 - 01:30
[土]
11:00 - 01:30
[日]
11:00 - 01:30
お店情報を見る
|
検索用ディナー予算 | 3001~4000円 |
平均ディナー予算 | 3000円 |
料金備考 | チャージあり |
カード可 | 利用可 |
席・設備
総席数 | 100 |
最大宴会収容人数 | 100 |
掘りごたつ | あり :イスもふかふかの自慢の掘りごたつです!! |
座敷 | なし :少人から大人数まで、雰囲気抜群の完全個室を多数用意!! |
禁煙席 | 一部禁煙 |
貸切可 | 貸切可 :少人から大人数まで、雰囲気抜群の完全個室を多数用意!! |
最大宴会収容人数 | 100 |
WiFi 有無 | あり |
バリアフリー | なし :特別大きな段差等は御座いません! |
ソムリエ | |
オープンエア | |
ライブ・ショー | なし |
エンタメ設備 | |
カラオケ | なし |
バンド演奏可 | 不可 |
TV・プロジェクター | あり |
英語メニュー | なし |
ペット可 | 不可 |
お子様連れ | お子様連れ歓迎 :完全個室完備なので、お子様連れのお客様も大歓迎 |
ランチ | なし |
23時以降も営業 | 営業している |
備考 | |
駐車場 | なし :近くにコインパーキングあり♪ |
飲み放題 | あり :飲み放題のみもご用意致します!! |
食べ放題 | あり :食べ放題をご用意しております。 |
コース | あり |
ウェディング・二次会 | 大歓迎!!結婚式二次会用の特別スペシャルクーポンもご用意してます☆★☆ |
写真
口コミ
| dacha |
| 3.2 |
| 飲み会の二次会で利用。新橋には案外ゆっくり呑みながらラーメンも食べられる、みたいな使い方ができるラーメン屋はないようで、あちこち彷徨い歩いてようやく辿り着いたこのお店。 夜9時頃?でも賑わってて、ダメ元で店員さんに席空いてないか聞いたら、なんと食べ尽くして注文がないグループを追い出して席を確保!なんとも町中華らしいおおらかなサービス笑です。 ビール飲んで餃子(6個で770円也)食べてひとしきり雑談して後、ようやく〆のラーメン注文。 自分の食べた天下一肉味噌ラーメン950円也は、肉野菜炒めを味噌ラーメンに浮かべた、よくある味噌ラーメン。スープは割とあっさり目。ベースの醤油系スープの味がしっかりしてるので、味噌は風味付程度。札幌のような味噌全開のラーメンを想像していたが、これはこれで普通に美味かった。量が多くて終盤苦しくなったがどうにか完食。 各自ラーメン食べ切って歓談していると、店員さんが他のお客がお待ちなので…、と声掛け。自分たちも他のお客さんどけて入店させて頂いた手前、自分らは居座って良いという法はなく、迅速に撤収。 こちらのお店のやり方、お客が他の客に配慮できるというのが前提だが、お店から退店を促すというのは、店の回転上げるために良いやり方だと思う。他の行列のできる喫茶店やらでもこれに倣えば、行列できてアホのように待たされることがないのにと思うが、銀座とか青山とかの上品な喫茶店でそんなことしたら多分トラブル発生率高まるんだろうな、客と店の距離感の近いお店だからこんなことできるんだろうな、と色々考えさせるお店でした。
|
| Jackie_m |
| 4.5 |
| お客を縫うようにホールを跋扈する元気よいギャルソンたちのかけ声がわたしとコドナの耳には痛すぎて、紳士としてもっと上等な店に移動しようと大人の街を漕いでゆく。 どこからともなくあらわれた一人のladyが、わたしたちを2階へ ♪ と誘うものだから、そしてそちらもふつうのbistroに見えたことから、ふたりして少し心を揺り動かされたものの、やはり紳士に相応(ふさわ)しくいこうと、一階のドアを押し入った
<R4.11.1 夜の部>
先ずは大柄小柄の凸凹ソムリエコンビにもう軽くやってきたのでア・ラ・カルテでやっていく旨を伝え、さっそくソムリエ厳選の上等なぶどう酒で乾杯 ! 今日の労をお互いねぎらった。 ブルゴーニュ地方の瑞々しいvirginたちの魔法がかかったリカーを喉から鼻腔に抜いて、その少女たちの素足の香りを堪能すれば、身体に澱(おり)のように染み付いた疲労もかろやかに撹拌~発散されていくようで、みるみると身体が軽くなっていくような気がする
ビネガーの効いた、透明の素麺のような皿に舌鼓を打つ。 店内は未だ時間が早いからだろうか、それほど混みあってはいない、というよりも寧ろ空いていて意外だったが、コドナは、このくらいのほうがこの店の上品な雰囲気には合っていると、ご満悦のよう
本日のメインは、上質なポークに新鮮な野菜を織り込んだパティを、小麦粉を練って作った皮で包んで焼くという、非常に手の込んだ肉料理。 お小皿がついてくるので、卓上に備えられるビネガーや赤唐辛子オイルを調合し、それぞれに思い思いのヴァンルージュソースをつくってやった。 ひとつひとつが大きく、すぐにお腹がいっぱいになってしまうことを見越して最小単位の3つを注文。残ったひとつは男の友情でコドナにあげようとしたのだけれど、彼は律儀に、それを真っ二つに割っている。 上質な音楽が人の心を豊かにするように、上質な料理というものも、このように人の心を豊かに、そして優しくしてくれるものなのだろう
ディザートにプティングを注文。これも仲良くふたりで分け合った。 正当なフレンチディザートの形式美の完全に則り、お米の織り込まれた逸品。ふだんであればこのあたりで立ち上がって杉良太郎を熱唱しはじめ、ただちにソムリエに窘められる私だが、今夜に限っては、だからただひたすらに、料理に釘付けになってしまっていた
「ラーメン味のコンソメは、完全なるラーメン味にするべきだ」
最後に順番が完全に逆となってしまったが、ほどほどに楽しんだalcoholを中和させる為、フランス料理の代表的スープであるコンソメスープを注文。 大量の肉と野菜から長時間かけてうま味成分のみ抽出されたブイヨンに、ほうれん草や卵、中国の竹 ?、薄切りのローストポーク、それにラーメン(ラーメン ?)の合わされたgorgeousなスープは、ルイ14世に仕えた伝説のシェフの言葉同様、完全にラーメン本来の味が活きていた !
そこまでで今夜のフルコースを閉じようとしたのだけれど、シェフの力量を試そうとする私のいたずら心から、すべての西洋料理の原点であり、だからこそ料理人の腕がstraightに計れてしまうというある意味厳しい料理、オムレットを追加注文してしまう。 私の遊び心を察したか、にわかに厨房から発散されはじめるシェフの本気 ! 資生堂パーラーで培った技術のすべてが惜しみなく投入されたオムレットが舞い降りたなら、まるでマルキュー最高峰の練り餌「大ごい」に群がる野鯉のように、もうなりふり構わずオムレットをばらばらに食い散らかしていくぼくたち !
腹は満腹、頬に夜風。 いつものようにナースステーションは、そこに立つ看護婦さんたちの白衣がどんなに短かろうとも、そしてそこからにょきりと映える生足がどんなに眩しかろうとも、パーシャルスロットルで通過する。 アメリカ大統領が核ミサイルの発射ボタンを、自分の在任期間中には決して押したくないと内心願っているように、ぼくも、ぼくの心の中のアタッシュケースに用心深く収めたナースステーションへのコールボタンだけを、どんなことがあっても絶対に押してはならないと自分に言い聞かせつつ、コドナと別れ、“青い電車”へのホームへとあがっていった 「行動を抑えるのではなく、羽目を外さない、ということが重要なんです」 ―― それって専門家のゆ~こと ?
まん延防止等重点措置がまた明日から実施されることになった東京。 その東京の動きに他県も揃って追従しようという動きの中、ある知事が、先行してそれを実施した沖縄、山口、広島の状況を例に挙げ、まん延防止措置は非常に効果が薄いのではないか ? と、表舞台でようやく疑問を呈してくれたが、それはそれで非常に大事なこと。 しかしながら、感染拡大の積極抑止という点についてはそれではダメで、私は前々からそのことを指摘しているのだが、感染の場としてもっとも確率の高い場所は家庭、それも夫婦間 ! という事実を鑑みたとき、夫婦のスキンシップの制限、もっと言ってまぐわいは週二回まで(by 村田英雄)、時間は午後8時までとする、その時短こそを !(笑) 一刻も早く実施していかなければならないのに ……
―― だから冷え切った夫婦には協力金をあげちゃう。ただそれを装ったほんとはラブラブの夫婦、もう四六時中の夫婦(笑)をどうやって見抜くかだけど ……
<R4.1.20 夜の部>
そんなことでお酒も今夜が最後だと思い、コドナにLINEしてみる。 日本橋のお袋さんよお袋さん系居酒屋に、空を見上げりゃ期待の新星、若い女の子が入ってきたのは去年のことだが、今夜もその姿がなく、我々の前で稼働する姿を見せてくれたのは、結局一度きりだったのではなかろうか ? 今年に入って雪の降る晩、コドナはガラス窓越しにその娘を確かに認めたというが、店内に灯りともったまんまなかなか暖簾が出ず、しびれを切らして目の前から電話してみたところ、雪の為に営業中止をするとのこと
―― 雪がちょっと降ったくらいでいちいち営業を中止しているような店でアルバイトなんかしてたら、自分も同じナマケモノになってしまう ! そんなことでは社会に通用しない人間になってしまうから、その女の子はいち早くこの店を去っていってしまったのではなかろうか ? というのが、私とコドナの共通見解
「天下一」
そんなことで早々に移動。 閑散としていたというわけでもないのだけれど、入店するまでもなく、二人の居場所があるなと見えたことには心底安堵。早速Girlsbarの女の子と呼び込みのボーイの間を縫って突っ込んでいった。
お酒は漢字だらけのラベルの、これは年代物の赤ワインになるのかな ? いずれにしても何らかのメチルアルコールのボトルをとる。 (繰り返しとなりますが、メチルは目散るで、飲んじゃいけないほうのアルコールです) そしてまずは肉料理、そして皮料理と、極上のフランス料理を堪能させていただく。いずれもシェフの真心が伝わってくる素晴らしいもので、先ほどの居酒屋のインチキ料理(こらっ !)に対して真っ当さが際立つもの
「これ向こう乗せといてくださいね ♪」
気の利くソムリエがコドナのカバンを、私の後ろの窓際に置いておけるからと促してくれているのに、「ここでいいですから」と抵抗を見せるコドナ。 それについて私もこないだ注意されていたので、「いうこと聞かないと怒られるよ !」と言って聞かせようとしたら、終始gentlemanを装っていたソムリエが突如豹変し、「いや別に怒ってないじゃないですか !」と食って掛かって来た~ ! (笑/すみません。多少誇張しています)
そしてメインディッシュが到着 ! インド五千年の歴史がいきなり唸る ! それは「マダム・マロリーと魔法のスパイス」の中で、インドからやって来た絶対味覚を持つ青年と、フレンチ一つ星レストランで働く可憐なスーシェフとの仄かな恋心に醸成されたかのように、甘く、優しく、なかんづくほろ苦く ……
お腹が十分に満たされたところで、最後にディザートで〆る。 左の大きなパフェは、これは何パフェっていうんだろう ? 右のプリンにカラメルがかかっていなかったのでソムリエに聞いてみたところ、素材のうまさを引き出す為、敢えて余計なまねはしていないとのこと。
ところで、こうやっていつも二人で一杯のかけそば的なことをやってしまっている我々だが、果たして感染リスクは大丈夫なのだろうか ? それについては、とくに今回の変異型の特徴は喉で増殖するとのこと。ならば理論上、これはアルコール除菌されてしまうのではなかろうか、と私は思っていて、これまでもちょっと風邪気味のときに、「だめだ ! アルコール消毒しに行こう !」とかこつけて、のん兵衛たちは酒場に繰り出していたわけだが、それがあながち出鱈目ではなかったということが、図らずも裏付けられたのではなかろうか。 だがしかし !
「ぼくの学生の頃は、お腹の中の細菌って一億って習ってたんですよ。それが今の学者は何と言ってるかというと、100兆ですよ。皆さん100兆の細菌をお腹の中に抱えていて、最近流行ってるのご存じでしょ ? 除菌って。腹の中に細菌100兆抱えていて周りを除菌してるやつって、どう考えているんでしょうね ?」
―― 養老孟司さん談 ―― 記録よりも記憶に残る酒シリーズ第2段 !! ――
「カヨウビドコイッテタノ ?」 「友だちと飲んでたよ」 「ゼッタイソウダトオモッテタ ! カヨウビ、ユミチャンガキタヨ~」 「ゆみちゃん ?」
木曜日のこと、Y~ちゃんがそこんちのアルバイト卒業生である女の子が飲みに来たと教えてくれるのだが、その前に、毎晩来なくたって文句言われる筋合いはないのだが、彼女の口調に幾ばくかの非難が込められているような気がするのは何故だろう。 なんだろう、この理不尽な感じは ……(笑)
そしてまた、ゆみちゃんと言われて思いつくのはおれの叔母ちゃんか(笑)、あとはおれより背丈が3cmほども高い、一時期Barにいた東京宝塚の(ような)美人しか思いつかず。 納得いかないY~ちゃんは、今度は店長に向かってゆみちゃんが来たのだと訴えるも、店長もゆみちゃんという名前には覚えがないようで、「ゆきちゃんじゃないの ?」、と、おれと同じことを繰り返すのだが ……
「ユミチャンダヨォ~ !」
それでも言い張ることが、中国人の強さかな ……(笑) 実はその日、おれはちゃんとY~ちゃんのところへと向かうべく青い電車の乗っていたのだ。しかしそれをコドナからのLINEにより、上野まで戻って来たところで、またまた新橋まで引き戻されることになる
<R3.11.23 件(くだん)の火曜日、夜の部>
「天下一」
距離的に先に入るであろうコドナへと、「千の風」のボトルキープのカードを財布に探して見つからない。 いつもならそのカードの画像を送ってあげればボトルが出て来るので、それで先に入ったコドナもとり急ぎお酒にあり付けるという算段なのだが、いちお、こないだ飲み切ってしまったかカードを貰い忘れたかでカードを持っていないと返信しておいた。
ほどなくしてボトルが見つかったからとのLINEが入り、すぐに私も合流。そこで下地を作り、直ぐ様「ドラゴンボール」の武道会に似た名前のbistroへの移動を敢行 ! 「千の風」の帰りしな、コドナがボトルのカードに異常に固執する様を遠巻きに、不思議に見つめていた。いや、べつに名前で出てくるのが分かったんだから、カードなんか無くったって済むのならそれに越したことないのに、と思ったもので ……
―― そんなことよりも、また自分が今夜500mile先の藤沢まで行っちゃわないかの心配しろって !
今夜はフランスの三ツ星レストランで修業を積んで凱旋を果たしたシェフが厨房のに入っているとのことで(嘘)、上質なオムレットのような美しい艶を纏って“ニラ玉”が舞い降り、これをぜひともカトリーヌ・ドヌーヴに食べさせてあげたい気持ちでいっぱいになる。 餃子よりも提供が早いので間が持つという意味もあるが、そんなことよりも何よりも、卵の優しさが美味しさに直結する秀逸なフランス料理であるので ♪
“ジャンボ餃子/6ケ”
おってやってきたジャンボ ! ジャンボというとハンセン&ブロディ組に反則勝ちしか出来なかった、体格に恵まれながらもいまいち闘争心に欠けるプロフェッショナル・レスラーを思い出すが、私のあとの世代のプロレスファンたちが彼を挙って神格化する意味が分からない ……
―― 途中から本気出し始めたのかなぁ ? 天龍のほうがぜんぜん危機迫っていて、しかもポーズをとらなく不言実行のところが好きだったけど
前回“紫蘇”にして、共々失敗したと思った我々なもので、今夜はオーソドックス、且つ最高のうまさを誇るただの餃子でいったのだが、それは期待通り、いや、期待を優に超えていくうまさを発揮し、我々をめくるめくFrenchの世界に誘ってくれる
“カレーライス”
こないだラーメンのオマケで付いてきた“ミニカレー”にいたく感動していた私は、今宵それをフルサイズで注文してみたのだが、注文時にはあまりピンときていない感じであったコドナが、その圧倒的うまさを思い出したかスパートをかけようという体制に入るのを察知 ! ならば日本国民の為、欧米の製薬会社とのトップ商談に依って新型コロナワクチンを並々ならぬ決意で確保してくださった菅前首相のような強靭な意志を以て、自分の分を確保しに掛かるぼく。
こちらの欧風カレーは(欧風カレー !?)、いつもぼくが〆に使う十条の(奇を衒ったのしかなくてラーメンを注文出来ない)ラーメン屋のヘンに難しく考えたカレーよりはよほど美味いと思うが、そのことは永遠に自分の胸にしまったまんまこの世からフェイドアウトしていきたい。 何故ならば、それがエチケットだから ……
“春雨サラダ”
ガラス瓶の冷たいお酒は、海坊主のそれもそうだったがやけに私たちの芯を、燃え尽きるほどheat ! させる。 硝子ドアの向こうに揺らめく生足が艶めかしさを増せば、それがおれたちの正確な油温計のレッドゾーン ! もうCooldownの為にと注文した“春雨サラダ”は、まるでその乙女の生足のように、弾力、透明感に溢れ、なかんづく酸っぱしょっぱく、ぼくたちの今日一日の疲労、いや、徒労を全力で癒してくれているかのよう ……
“塩そば”
いいラーメンがあるのだと、コドナに言った。 つゆの透き通った、いいラーメンがあるのだと。
「ラーメンはおつゆがうまいが、でもそれだけじゃいけない。ラーメンは、安くなくっちゃいけない」
おいしいラーメン、おいしい蕎麦はあろうが、それらの中にラーメン一杯、もりそば一枚堂々1,000円の値付けをするお店が目立つとき、特攻隊で生き残ってしまったという後ろめたさよりも何よりも、高価なラーメンなどラーメンではない ! ということを一番に言い残して旅立たれた鶴田浩二さんのことを思えば、こちらの常に庶民の味方となり得るフランス料理群には、もう最大限の敬意を表さないわけにはいかないおれなのよ !
それを分かってかどうだか、塩ラーメンを前にコドナがヴィクトリーサインを掲げていたが、その記憶もあとわずか。ほんの束の間の夢 ……
【還ってその二日後、木曜日の夜】
「チョットマッテ」
チャッカマンといってくれれば分かるのに(まあY~ちゃんは中国人なので、チャッカマンは知らないかも知れないけど)、店長が休憩に入った隙を突いてわざわざ日本語で「ちょっと待って」と言ってY~ちゃんが突き付けて来た画像には、しかし馴染みの女の子の姿があった
「これ、ゆりちゃんぢゃなくって、ゆるぎちゃんね」
私は自分の身体をカルメン'77のように揺らがせ、これが揺るぎなのだと ! 分からなくなったらこの動きを思い出せば良いのだと、日本語の専門家としてY~ちゃんに教えに掛かった ! それから私とY~ちゃんは、まるでピンクレディーのミーとケイのように、そこでいっしょにいつまでもいつまでも、揺ら揺らし続けた。 その時どっちがミーでどっちがケイだとか、そんなことにこだわりはしない ! それが大人になるということ ―― 記録より、記憶に残る酒にしたい
昔からあったとしたら未訪問のわけはないと思うのだが、エアポケットとなっていたのかも知れない。 いずれにしても直近での初訪問時、随分と迫力のある餃子にknockout ! され、その恍惚の記憶をしかしコドナがlostし、二度目の訪問で辛うじて餃子の記憶は共有。しかし通して何を注文したのか、その全体の流れを、二人の記憶を合わせてみてもまだ断片的であること否めぬ中、我々アタック隊は三度(みたび)のchallengeを試みた !
<R3.11.18>
八重洲の、一番美人のおばちゃんを失うことに依り、極端に戦闘力を失った熟女系安居酒屋で飲んでいた。 今いるホールの女性は一人が日本人で一人が外国人だと思われるが、顔立ちは兎も角、後ろから見ると二人とも同じ体格をしているので、これは覆面を被せたら見分けがつかないだろうと思い、私は彼女たちをストロングマシーン1号、2号と名付けた。
今夜はお蝶夫人の姿がない いや、我々も未だ一度しか見たことはないが、ついこないだ、この安居酒屋に、乳母車を押したとんでもなくスタイリッシュな、まるで東京宝塚のような女の人が入ってきたのだ。 金色のカタツムリの殻のようなものを頭に乗せていると思ったが、それはもしかしたら、そういうヘアスタイルだったのかも知れない。 その彼女が先ず、幼子連れですが良いですか ? と、何をやっても使えないエリアマネージャ、もしくはオーナーと思しきオトコにお伺いを立てたことは見えており、そのオトコが、「こんな店でよろしければ、ぜひ ♪」と助平心で彼女を招き入れるのが、何億光年離れたこちらにも、確かに届いた気がする ……
その後お蝶夫人は自分の学生時代、テニスでの輝かしい実績を振り返っていたのだろうか。 しかしそこで思い出した悪夢 ! 宗方という余命幾ばくかの天才コーチが、何故私ではなく、まるで実績の無い新入部員のひろみという女に、自分含め他の部員そっちのけで心血を注いだのか ? またあまつさえ女学生の憧れの的であった藤堂という男子部員までもが、ひろみにぞっこんのようだ …… ということが走馬灯のように蘇ってきたか、もうチューハイらしきものをがぶ飲みし始めたのだが ……(笑)
―― ああこのエリアマネージャー、最初謙遜して“こんな店で良ければ”、なんて恰好つけたんだけど、お蝶夫人がさっきっからお代わりしようしようとしてサイン出してるのにまったく気付いてないわ ! せっかく美人だと思って意気揚々と招き入れておいて、ケアを怠る、つ~か鈍感過ぎるから、ほんとの“こんな店”になっちゃってるわよ。オレ、もう知らないよ ……
そして今夜もフロアには1号、2号のみ。 お蝶夫人の姿も見えず(つ~か明らかに一度だけ、なんかの拍子に入店してきただけの人だけど。何故ならばその人は美人だから、一度切り。それなりの人は何回も来るけど(そして慣れた頃にぎゃんぎゃん泣きしてもう二度と来なくなる場合が多い)、美しい人は一回来たらそれっきり。それこそが飲み屋の法則 !)、たとえおばちゃんスタッフが今後3号、4号と増えたとしても、なんだかなぁ …… (その内一人でも自らの意思を発揮しはじめてくれれば、いつでもスーパーストロングマシーンとして認める用意はあるのだけれど)
依って今夜も運命のメトロに野郎二人で乗り込んで、新橋のこちらに直行 !
「天下一」
午後7時ちょうどくらいだったか。 硝子越しの店内は驚くほどに賑わっていて、すわっ ! 私たちの居場所がないのでは ! と二人して緊張が走ったが、考えてみると3度目の訪問にしてこれまでと同じ場所、レジ横の二人掛けが、まるで私たちに誂えられたように空いているのを見て、そしてお店の男性に間髪を容れずそこへと促されたことを思えば !
―― ああ ! これって映像の魔術師フェデリコ・フェリーニが新作映画を撮るとき、「私がテーマを選ぶのではなく、テーマが私を選ぶのだ !」と言い放ったのとまったく同じこと、俺らが店を選んだのではなく、客である俺らがこの店に呼ばれていたのだ ! という奇妙な事実に驚愕を隠せない我々であった !
で、ちょっと待った ! 未だ(お店の混雑もあって)食べもの来てないうちにお酒お代わりってやめようよ。酒だってマラソンと同じように、ペース配分が大切だからね !
―― ひろみ、今夜あたくしたちは、蝶のように飲み蜂のように帰るのよ ! 決して記憶を失うことなどなくてよ !
と、あとから注文した“ニラ玉”が先に届くが、それがまた美味く、その味をさらに引き立てるべく、卓備え付けのしょう油を回すぼく
“紫蘇餃子”
独身貴族である我々だからこそ、今日はちょっとリッチにいこうと思い、ふつうの餃子ではなく“紫蘇”を注文。 しかし二度目にしてようやくその味を記憶したコドナが、ふつうの餃子のほうがおいしかったとそれを批判。いつも対案を出さずに批判だけをするのがこの男の常套なのだが、確かに私もしっくりこないのは、ふつうの餃子とこの紫蘇のとで餡を変えるという非効率なことはやっていないだろうから、これはふつうの餃子にてひと際存在感を放っていたニラが、紫蘇の風味によってキャンセルされてしまっているのかなぁ ……?
“もやしラーメン&ミニカレー”
環七の今は亡き「札幌ラーメン」で、そこの海坊主にやるような勢いでお酒のガラス瓶をお代わりしてゆく。 果たして我々の記憶はまた失われてしまうのだろうか ? いや、今夜も横浜で下りることが出来ずに500マイル離れた藤沢まで行ってしまうであろうコドナは兎も角、私だけでも、この体験を後世に語り継ぐべく正気を保とうと懸命に藻掻いていたが ……
もやしラーメンは餡かけ風で、それは良かったがまたしてもバラ肉入りだった。だったと思う(笑)。そして以外にも完全にバラ肉入りと覚悟していたカレーはプレーンでコクがありおいしく、最初、ラーメン屋でそんなものに興味はないと恰好をつけていたコドナにウガンダのように飲み干されてしまう前に、自分の分を必死で確保する
“塩そば”
もうお腹はいっぱいだったけど、そ~ゆ~問題ぢゃなかった。 147馬力をとても受け止められない貧弱なフロントフォークしか持たないV-maxを、そこからターボチャージャーで武装していくことにも必ず意味があるように(ね~よ !)ぼくもそこからさらに塩ラーメンを注文していく ! たとえ私の目の前のコドナが、私の「塩ラーメン頼みますよ !」との呼びかけに、「あ~、いいですねぇ、いいですねぇ、」と、うわごとのように繰り返し、半ば廃人と化していたとしても ……
―― あなたがこれから欠落させる記憶はすべてあたくしがカバーします。精いっぱい飲みなさい、ひろみ !
気付けばガラスの向こうに揺らめくうら若き乙女たちの生足を、呆然と眺めていた。 このお店の上の階の女の子たちだろうか。しかし飲み放題だけでは私のハートを掴むことなど出来やしない。すべからく女の子で客寄せしているお店は飲み、揉み放題であるべきであろうし、そして地球のどこかに、そんな楽園のような店がきっとある ! そう信じて生きていきたいし、またそう信じなければ、この鈍色のコンクリートジャングルの中、打ちのめされたおとこたちが生きていくことなんか出来やしないから ……
こちらの料理は、注文した範囲でそのすべてがただの見せかけのレトロチックで完結しておらず、ちゃんとおいしい昭和中華となっていると思う。 私にとってのネックは、如何せんボリウムがあり過ぎて、一人使いが出来ない(一人だと種類が食べられない)かな、ということ
ホールの小柄な男性と大柄な男性のコンビも、仲良しかは知らないけど(こらっ !)その視覚的コントラストのユニークさも然ることながら、うまく言えないのだけれど、お互い視野を重ねるところなく分担してお店全体をカヴァしているところが好感が持てる。 とりわけ小柄なおじさんは、先日、立ち上がって歌い始めた私をすぐさま止めてくれて、やっぱこういうお客のアンダーコントロールというのは、迅速な初動が肝心だよなぁ ! と、自分がやらかしたことながら感心させられた次第 (おまゆ~ ?)
―― 何より、足立区鹿浜の「札幌ラーメン」であればもうとっくの前に「すいません、もう冷酒、無い」って言われているところ、最後まで冷えたお酒が出てきたところが偉いと思う
そんなこんな、今夜の宴もたけなわとなってきましたところで、 帰るわよ ! ひろみ |
| 飲み会の二次会で利用。新橋には案外ゆっくり呑みながらラーメンも食べられる、みたいな使い方ができるラーメン屋はないようで、あちこち彷徨い歩いてようやく辿り着いたこのお店。
夜9時頃?でも賑わってて、ダメ元で店員さんに席空いてないか聞いたら、なんと食べ尽くして注文がないグループを追い出して席を確保!なんとも町中華らしいおおらかなサービス笑です。
ビール飲んで餃子(6個で770円也)食べてひとしきり... お店の口コミを見る |
クーポン